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民泊新法どうする民泊

2018/05/23  |  番組内容

アパートなどの空き部屋を活用し、宿泊場所を提供する民泊サービス。手頃な価格で宿泊ができるため、今、外国人旅行者に人気を集めています。観光庁は2020年には 日本を訪れる外国人旅行者は4千万人。地方都市で宿泊する外国人の数はのべ7千万人まで増えると予測しています。その需要に応えるため、来月15日から住宅宿泊事業法いわゆる民泊新法が施行されます。民泊新法では自治体へ届け出て、年間180日まで旅行者の宿泊が許可されます。民泊新法で何が変わるのか?また、急増する外国人旅行者の受け皿となることができるのか?県内の動きと課題を探りました。

別府市の中心部の旅館では急増する外国人宿泊客のニーズに応えようと去年4月からインターネットの仲介サイトを利用した民泊サービスを始めています。始めたのは、アパートの空き室を活用したホテル事業。賃貸用のアパートをおよそ半年かけて旅館業法で定める簡易宿所に改装しました。部屋の広さはおよそ60平方メートル。2泊から宿泊の予約を受け付け、料金は一泊およそ一万円です。アパート型ホテルを始めて一年あまり。稼働率は徐々に上がり、6割に達したそうです。

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大分市の不動産会社はJR大分駅から徒歩5分の立地にあるアパートの空き部屋を活用して、民泊で新しいビジネスができないか模索しています。しかし、民泊を始めるには消火器や誘導灯などの義務付けがあり設備投資が必要です。ゴミの処理や夜間の騒音対策など近隣住民への配慮が事業主に求められます。地方でも新たな民泊ビジネスは根付くことができるのか?一過性ではなく、長期的に続けられる環境づくりが必要です。

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今後、ますます外国人旅行者を呼び込む為のヒントとは!?
由布市湯布院町の湯平温泉。山城屋は、ここ数年で外国人観光客から高い人気を集めていて、去年は世界的な旅行サイトトリップアドバイザーの日本の旅館部門で3位に選ばれました。客室の案内サービスは英語や韓国語など4か国語に対応していて、浴衣の着方や温泉の入り方などを学ぶことができます。また、旅館のホームページには空港から旅館までのルートを写真つきで紹介し、所要時間や料金などを細かく記載しています。

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宇佐市四日市には築70年の旅館を改装して、去年10月に市内初のゲストハウスがオープンしました。ゲストハウスを運営する高坂亮佳さんは、3年間にわたりバックパッカーとして世界およそ50か国を巡りました。ゲストハウスは複数の旅行者が共同で使う簡易型の宿泊施設です。6部屋ある客室のなかには色ごとにテーマをわけた個室があって、茶色を基調にしたアースの部屋はアフリカをテーマとした小物や絵が飾られています。また、高坂さんは地域の歴史や文化を知ってもらおうと周辺の案内ツアーを実施していて、外国人観光客に自分のおススメの場所を伝えています。

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