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後世に残したい!大分の食

2018/06/20  |  番組内容

近年、食を通して子ども達の心を育む教育に関心が高まっています。農林水産省などは子ども達が安全な食材を食べて健やかに育ってもらおうと全国で食育事業を展開しています。
食育事業を通して地域にどんな食材があり、どんな料理が伝わっているのか?県内では故郷の味を子どもたちに伝えていこうと地域や学校で取り組みが始まっています。

中津市耶馬渓町の山あいにある「ほのぼの茶屋」は地域の加工所兼食堂です。ここでは、地区の女性たちが地元でとれた野菜や果物を使った加工品や料理をつくります。窪田エツ子さんは、15年ほど前に地域に伝わる郷土料理に興味を持ち、ここを開きました。店では自家製ジャムや甘酒など昔から地域に伝わる製法にこだわった加工品が売られています。
なかでも一番人気は食育推進全国大会にも出品するお豆腐饅頭です。お豆腐饅頭は素材の味を活かした素朴な甘さが特徴です。今年4月、同じ町で起きた山崩れ災害の現場で救助活動にあたる人達に振舞い、作業の疲れを暫し癒したそうです。

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中津市三光地区では去年、農業に従事する女性たちで構成されるグループが発足して味噌づくりを始めました。廃業した地域の味噌屋の味噌の味を受け継ごうとしたのがきっかけです。今週末に開かれる食育推進全国大会では全国から訪れる人たちに自家製味噌を使った自慢のだんご汁を振る舞います。地域の素朴な味を包み込んだ料理の良さが全国に発信できるでしょうか。

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別府市の別府溝部学園高校の食堂で開かれる「高校生食堂」。食物科の生徒が生徒や先生を対象に昼食をつくります。この取り組みは食物科の生徒が調理の技術を学ぶとともに地域の食文化への理解を深めようと2016年から毎年おこなわれています。栄養バランスが整えられたメニューは、部活動でスポーツに励む生徒たちから高い支持を得ています。

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公民館の調理実習室で週末に向けて調理の練習をするのは大分市戸次地区の小中学生です。
ゴボウの産地として知られる大分市戸次地区。戸次のゴボウは香りが高く柔らかいのが特徴です。そんな地元の特産品をPRしようと子どもたちはゴボウをふんだんに使った餃子を考案しました。それが「戸次ん餃子」です。

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