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元報道記者が残すふるさとの記録

2018/08/29  |  番組内容

国東市安岐町の朝来地区

人口は573人。
65歳以上の高齢者は332人で高齢化率は57.9%と過疎と高齢化が進む、いわゆる限界集落です。
(数値は2018年7月31日時点)

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この地区出身の財前博さん(67)はNBC長崎放送でテレビのディレクターや報道記者としてドキュメンタリーを制作していました。

退社後、2016年からふるさとの風景や住民の営みを独自に撮影・編集してYouTubeにアップしています。

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財前さんがポイントして取材したのが「100円居酒屋」です。
2008年に廃校となった朝来小学校の跡地に高齢者福祉施設を開設した社会福祉法人「安岐の郷」が地域住民が集まる場所として毎月1回開いています。

今月で112回目を迎えた「100円居酒屋」は地域で高齢者を見守る地域包括ケアシステムの先進的な取り組みとして全国の市町村から注目されています。

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財前さんは現在、朝来地区にUターンやIターンで移住した人も取材しています。
その1人が畳表の材料となる国東特産の七島イを生産している諸冨康弘さん。
4年前まで大分市でサラリーマンをしていましたが52歳で一念発起し、実家に戻り七島イ栽培に従事しています。

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また埼玉からIターンで移住した上平将義さんと妻の扶砂子さんは東京で働いていたときに東日本大震災を経験。
交通がマヒしたことで丸一日家に帰れず、子どもに会えなかったことが移住したひとつの理由です。
現在、無農薬栽培で育てた野菜をネットで販売し全国に発送しているほか民宿も経営しています。

財前さんは「人口が減少する中で、ふるさとが豊かに縮小していくことができるか」をテーマに今後も取材を続けます。

財前さんが撮影・編集した映像はYouTube「100円居酒屋の挑戦」で視聴できます。