2月14日放送
本日のゲストは、竹田市総合文化ホール『グランツたけた』から、伊達奈都紀さん。
「竹田は水がきれい、星空がきれい、気分がしゃきっとします」
別府市育ちの伊達奈都紀さん。
長年、コンテンポラリーダンスの企画を個人的にやっていました。
そのうちに劇場で働いてみたいなぁとぼんやり考えるようになり、
タイミング良くグランツたけたの職員に空きが出て、
「いまだ!」と飛び込んだのでした。
とても癒される劇場だと、奈都紀さんはご自身の直感に大満足です。
グランツたけたはいま、「マダム・バタフライ塾」を開講しています。
竹田市には、プッチーニのオペラ「蝶々夫人」のモデルが2人もいるんですって!
ひとりはグラバー邸の主人、トーマス・グラバーさんの奥さん、ツルさん。
この方、岡藩士の妻だったことがあるんです。岡藩といったら、竹田ですね。
それに、ちょうちょうの紋付を好んで着てらしたそうで、ふむふむ…においますな。
もうひとりは、オカネさん。
10代で長崎に行き、ピエール・ロティさんというフランス人の現地妻になりました。
ところがロティさんはすぐにフランスに帰ってしまいます。
15年後(そんなに長く!)、ふたたびロティさんが日本にやってくるのですが、
会いたいと乞うオカネさんを…無視!ひどい!
その後オカネさん、洞窟で物乞いをして暮らすという…なんという後半生。。
ロティさんは、「お菊さん」という小説を書きました。
これをもとに、アメリカのジョン・ルーサー・ロングさんが「蝶々さん」を書き、
お芝居として上演されます。
この「蝶々さん」のお芝居を見たプッチーニさんが、オペラ「蝶々夫人」を作ったんです。
…ちょっと、すごくない?!?!?!
竹田市と蝶々夫人のつながり。
グランツたけたは、「マダム・バタフライ」プロジェクトとして、さまざまな行事を仕掛けています。
上でご紹介した「マダム・バタフライ塾」もそのひとつ。
2月20日(土)21日(日)は、演劇ワークショップ「if〜もしも、から始まる想像体験〜」。
3月13日(土)14日(日)は、長崎でのフィールドワークを予定しています。
そして、2023年には、竹田市オリジナルオペラを制作予定!
うわぁ〜〜壮大!
本日のゲストは、グランツたけたから、伊達奈都紀さんでした。
リクエスト曲は、
マリア・カラス「ある晴れた日に」
私はまだうかがったことがないので、ぜひうかがいたいです。
グランツたけた、すごい!
伊達さん、ご出演ありがとうございました。
それではまた来週、お相手はミチコでした。