読書日記2009 <No.14>
マンハッタンの薔薇
著者:シンシア・ビクター(訳:田村 達子)
出版社:講談社文庫
アメリカで人気の女流作家シンシア・ビクターが書いた<ラブ・サスペンス>。
彼女が小説のテーマとするのは、母と娘の関係や仕事・恋など、女性が抱える問題ということなので、特に同性が共感を持って読むのであろう。
この「マンハッタンの薔薇」(優雅な邦題がついているが)も、原題は「THE SISTERS」(姉妹)。
その題名のとおり、長年いがみあっていた弁護士の姉とコラムニストの妹が母の死の真相を探るうちに、お互いの誤解がとけて家族の絆を実感するというストーリー。
勿論そこに、2人の恋の行方にハラハラさせられたり、ニューヨーク弁護士会の重鎮として力を誇る父親の過去の秘密にドキドキしながら読めるというお楽しみの要素も盛り込まれている。
結構ドロドロした話の展開の中で、一気にハッピーエンドになるのは<さすがアメリカ!!!>といった感じ。