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ライオン・キング

全シーンをフルCGで撮影され<超実写版>と銘打たれたこの作品は、あらゆる風景・動物たちが自然そのものに感じられながら、同時に蠱惑的魅力に満ちた描写の連続となっていたのだ!

 

アフリカの広大なサバンナにある動物たちの王国<プライドランド>は、王であるライオンのムファサが支配していた。そのムファサに後継の子のライオン<シンバ>が誕生した。王国のあらゆる動物たちが祝福する中、ムファサ王の弟スカーのみは歯ぎしりしていた。すくすく成長するシンバに対してスカーは、ムファサに追いやられたハイエナたちの住む影の谷への冒険をすすめる。スカーはハイエナたちと手を組みシンバを亡き者にしようと企んでいた。シンバはナラ(シンバの婚約者)と共に影の谷に行き、待ち構えたハイエナの群れから襲われ危機に陥るが、危機を知ったムファサ王に救われる。しかし、スカーはまたしてもシンバを騙し大暴走するムーの群れの中に誘い入れる。そして愛する息子を救うために駆けつけたムファサ王は死んでしまう。父を見殺しにしたと主張して、スカーはシンバを王国から追放して次の王となる。そのシンバを救ったのは王国外の楽園に住むイボイノシシのプンヴァとミーアキャットのティモンだった。新しい仲間を得たシンバは、弱肉強食のないその地で成長していく。その頃、ハイエナを部下としたスカーは暴虐な王として君臨し王国は、しだいに荒れ果て存亡の危機が迫ってきていた。そんな中、ナラは決死の覚悟で王国を脱出しシンバを探しにいく。そしてやっと会えたシンバはその楽園でのたった一頭のライオンとしてのんびり暮らしており、かつてのみなぎる闘志が失せていた。だがナラの激励により立ち直ったシンバはプンヴァとティモンらと連れ立って、憎きスカーを打倒するため王国に戻るのだが・・・。

 

アニメ作品としてはじめてブロードウェイのミュージカル舞台公演となり大ヒットしたこの作品は、回りめぐってフルCGの実写版としてリメイクされ、数々のヒット曲を乗せて展開させるCGとミュージカルの合体物となっている。特に後半の楽園での生活でのプンヴァとティモンの歌う曲は、コミカルでリズムのいい節であり子供たちもすぐにも口ずさめられるので受けると思う。
ぼくのチケット代は、2100円出してもいい作品でした。
星印は、3ッさしあげます。


[ 3 点(5点満点)・ 2100 円(1800円基準)] 5点満点中3点 2100円
衛藤賢史のシネマ教室について…

“映画評論家ではない”衛藤賢史先生が「観客目線でこの映画をどう見たか?」をお話するコーナーです。

星:観客目線で「映画の質」を5点満点で評価
チケット代:観客目線で「エンターテインメント性、楽しめるか?」を評価(1,800円を基準に500円から3,000円)

【衛藤賢史プロフィール】
えとうけんし・1941年生まれ・杵築市出身
別府大学名誉教授
専門:芸術学(映像・演劇)映画史
好きな作家:司馬遼太郎/田中芳樹
趣味:読書/麻雀/スポーツ鑑賞/運動

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