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ラストベガス

ハリウッドを支えてきた4人の名優たちが、年齢なんかクソ食らえとばかりにはしゃぎまくる団塊世代のオッっちゃんたち必見の娯楽映画だ!
子ども時代をブルックリンで育った悪ガキのビリー、パディ、アーチー、サムの4名は、何をするのも一緒という超仲良しの親友。
58年の歳月が過ぎ、今やおじいちゃんの年齢となり、それぞれが別々の場所で暮らしているが友情に変わりがない。
そんなある日、仲間で唯一独身を通していたビリーが30才以上年下の女生と、結婚することになり、ベガスで結婚式の前夜祭をしようということになる。
しかし、愛した妻に先立たれたパディは、その悲しみから抜けきれず偏屈になり家に引きこもりがちに加え、ビリーとあることから仲たがいをしているので出席するかどうかはわからない。老人性の病気を持つアーチーとサムのふたりは何が何でも出席するつもりだが、ガキ大将だったパディが出席しないとするとブルックリン1の仲良し4人組の名がすたるとばかりに強引にパディを家から引っ張りだして、さあお楽しみのベガスへと出発する。久しぶりに顔を合わせたビリーとパディの仲は多少ギクシャクだが、アーチ―とサムはそんなことにお構いなしに大はしゃぎ。しかも息子夫婦に黙って飛び出したアーチ―は年金の半分の金を持ち出して大胆な勝負に出て、何と10万ドルを稼ぐ始末。さあもう止まらない!お年寄り悪ガキの豪快なお楽しみパーティの幕開けが始まる。ビリーのため独身最後のバカ騒ぎ、歳をとっても悪がきだった4名の心意気は若者たちには引けをとらない。一夜限りのばか騒ぎの中、ビリーとパディの仲も少しずつ距離も埋まっていき、お病気のはずだったアーチーとサムも元気いっぱい!そんな中でビリーの心境にも微妙な変化が生まれてくるのだが…。
4名のハリウッドの伝説になりつつある老優たちが、誰がオレたちを老優と言うんだ!まだまだ若いのには負けちゃあいないぞ、心が若けりゃいつまでも現役だよ、とばかりにスクリーンいっぱいにはしゃぎ回る姿は、60代以上の人たちには「そっか心の持ち様次第で人生変わるよな」と勇気をもらう作品となっているのです。生きているうちが華なのよ!元気なうちに人生楽しまなくっちゃあと背中を押してくれること確実な内容ですので、おっちゃん、おばちゃんには必見の作品となっています。
ぼくのチケット代は、2,000円を出してもいいと思う作品でした。
星印は、ぼくもお年寄りなのでエコ贔屓して3つ半差し上げます。


[ 3.5 点(5点満点)・ 2000 円(1800円基準)] 5点満点中3.5点 2000円
衛藤賢史のシネマ教室について…

“映画評論家ではない”衛藤賢史先生が「観客目線でこの映画をどう見たか?」をお話するコーナーです。

星:観客目線で「映画の質」を5点満点で評価
チケット代:観客目線で「エンターテインメント性、楽しめるか?」を評価(1,800円を基準に500円から3,000円)

【衛藤賢史プロフィール】
えとうけんし・1941年生まれ・杵築市出身
別府大学名誉教授
専門:芸術学(映像・演劇)映画史
好きな作家:司馬遼太郎/田中芳樹
趣味:読書/麻雀/スポーツ鑑賞/運動

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