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怪盗グルーのミニオン大脱走

一作目では、孤児院の幼女の(グルーは子供嫌いという設定にして)マーゴ・イディアス・アグネスの親となり、二作目ではグルーを捕らえる立場の捜査官ルーシーと恋仲になり、この三作目ではグルーの双子の兄弟ドルーに出会うという内容で一人ぼっちのグルーに次第に家族が増えてくる粋な設定の中、ワルいことするの大好きなミニオンたちが右往左往する様を超楽しく描くこの作品は、子供のみならず大人であるぼくらも十分に笑わせてくれ、はじけた気分にさせてくれるセンス抜群のアニメなのだ!

 

お月さまをも盗む怪盗グルーは、子供の親となり恋人のルーシーも得て、今や悪党稼業から足を洗い反悪党同盟の捜査官となっていた。そのグルーとルーシーの前にバルタザールという、子役スターから転落した天才怪盗が現れる。すんでの所でバルタザールに大ダイヤモンドを盗まれたグルーは組織をクビになってしまう。職を失ったことを知ったミニオンたちは、グルーと別れ最強最悪のボス探しの旅に出るが捕まって刑務所に入れられるも、アッという間に刑務所を牛耳ってしまう。その頃、ひょんな事からグルーは小さい頃別ればなれになった双子の兄弟ドルーの存在を知り、ルーシーや子供たちと会いにいく。グルーと違いワルの才能皆無のドルーだが大金持ちで大歓迎してくれる。実はドルーは自分たちの父親同様、怪盗稼業のエリートであったグルーを大尊敬していたのだ。グルーはそんなドルーと組んで、バルタザールに一矢を報いダイヤを取り返して愛するルーシー共々組織に復職しようと戦いを挑んでいくのだが・・・。

孤独なグルーが、ミニオンたちのボスとして怪盗稼業に邁進する一作目から、愛する子供たちや恋人まで得て家族で暮らす楽しさを知る二作目、そんなグルーにやきもきするワルい事するの大好きなミニオンたちのキュートな動きを絡めるハチャメチャだがハートフルな内容は今回も健在であり、90分という子供にも大人にも丁度いい長さを計算し尽くしたストーリー作りには感心する。ゴジラなどのパロディもあり、この夏休みに子供たちが見るには絶好の作品となっていた!

ぼくのチケット代は、2200円出してもいい作品でした。

星印は3ッ半さしあげます。


[ 3.5 点(5点満点)・ 2200 円(1800円基準)] 5点満点中3.5点 2200円
衛藤賢史のシネマ教室について…

“映画評論家ではない”衛藤賢史先生が「観客目線でこの映画をどう見たか?」をお話するコーナーです。

星:観客目線で「映画の質」を5点満点で評価
チケット代:観客目線で「エンターテインメント性、楽しめるか?」を評価(1,800円を基準に500円から3,000円)

【衛藤賢史プロフィール】
えとうけんし・1941年生まれ・杵築市出身
別府大学名誉教授
専門:芸術学(映像・演劇)映画史
好きな作家:司馬遼太郎/田中芳樹
趣味:読書/麻雀/スポーツ鑑賞/運動

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