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香港と犬飼町の草の根交流について

2013/08/08  |  木曜日, 香港トピックス

1.犬飼町わかあゆ交流会ホームステイプログラムとは?

香港と日本の結び付は非常に強く、観光、貿易、人的な交流の話題は豊富にあり、香港社会に日本の文化は大変よく受入れられています。

今日の話題として大分の皆さんにご紹介する、香港と犬飼町をつなぐ草の根交流会のわかあゆ交流会ホームステイプログラムは、1993年に犬飼町の大野川であったドラゴンボート大会に、香港の女性ドラゴンボートチームが来て、翌年の1994年に当時のまちづくり関係者が香港を訪問し、香港中文大学を視察したことを契機に、1997年から香港中文大学の学生をホームステイとして犬飼町の一般家庭が受入れることとなりました。これが犬飼町わかあゆ交流会ホームステイプログラムの始まりとなっています。

1997年8月に香港中文大学の学生5名がホームステイに参加して以来、途中SARSやインフルエンザの影響で2回中止となった他は、毎年10名程度の学生が犬飼町を訪れ、これまでに130名を超える学生がホームステイに参加しています。学生達は大学を卒業し、日本で就職している人や世界各国でグローバルに活躍している人も多く、香港を始め世界と日本また大分の架け橋となって活躍しているようです。この交流会の関係者に話を聞きますと、受入れの年代は違うのですが、犬飼町ホームステイの経験者同士が結婚し、新婚旅行を兼ねて犬飼町に里帰りしたカップルや、別のカップルの結婚式に犬飼町より10名が参加したエピソードがあるなど、草の根の交流は毎年深まっているようです。

私ども大分銀行もこの草の根交流に協力していまして、ホームステイ開始前に大学を訪問して学生に大分の観光、イベント、美味しい食べ物や犬飼町での生活のマナーなどについて説明会を開催し、またホームステイ期間中は大分銀行本店で企業訪問を受け入れ、日本の銀行業務の説明を行う予定です。

2.今年の開催の状況については?

今年は8月4日より18日まで15日間にわたり、香港中文大学の学生10名が犬飼町の6ヵ所の家庭でホームステイをしています。期間中は、歓迎パーティーが行われたり、和太鼓、茶道や三重総合高校神楽部の神楽教室が開催され、イモやブルーベリーの収穫体験を行ったりと、プログラム内容は充実しています。お盆期間中は各家庭で日本のお盆での過ごし方を体験するそうで、学生達も日本文化の体験を楽しみにしています。

先日、私ども香港の大分県人会と今回のホームステイに参加する学生と先生とで、激励会を香港で行いまして、学生より、大分の美味しい食べ物は何?とか、どうやってお風呂に入ればいいの?といった質問を受けまして、大分の関サバ、関アジ、鳥てん、だんご汁といった大分の名産や、湯船のつかり方を説明しました。今、その学生達が犬飼町で生活していますので、私としても元気で生活しているか気になるところです。ホームステイが終了したら報告会をしてくれる約束をしていますので、楽しみにしています。

最後に、今、日中関係は外交問題などで難しい局面を向えていますが、このような草の根の交流は、いつまでも変わらない香港と大分・犬飼町の絆となっていると感じています。私もホームステイの経験がありますので、大分に帰って落ち着いたら是非海外の学生をいつか受入れたいと思っています。

(終わり)