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大分トリニータに関するアンケート調査について

■まず、はじめに、大分県内の最新経済動向について教えて下さい。

県内経済は緩やかに持ち直しています。個人消費や観光では持ち直しの兆しが見られ、なかでも外国人宿泊客数が好調です。雇用では、12月の有効求人倍率が1.45倍と過去2番目の数値となり、高水準で推移しています。

 

■今回は、大分トリニータに関するアンケート調査をされたとの事ですが・・・

2002年から毎年実施しており、今回の調査で15回目となります。県内の大分銀行本支店窓口に来店されたお客様を対象に、昨シーズンの大分トリニータへの評価や、今シーズンに向けての県民の期待などをアンケートし、634名から回答をいただきました。

 

■昨シーズンの評価はどうでしたか?

昨シーズンの活躍度を5点満点で尋ねたところ、「3点」が約半数と最も高かったです。平均点については2.9点と、昨年の3.7点から1点近く下がりました。点数ごとにみると、「3点」が20ポイント近く増加した一方で、高評価が減少しました。これは、強豪チームの名古屋グランパスや湘南ベルマーレに勝利することがありながらも、ホームでの勝利が21試合中6試合、かつプレーオフ進出を逃したことが要因だと考えられます。

 

■昨シーズンの観戦者数はどうでしたか?

昨シーズンのホームゲームでの試合観戦回数を尋ねたところ、「行かなかった」が77%と最も高く、次いで「2試合以上」と「1試合」がともに約9%でした。当アンケート調査における観戦者割合は、J1降格後減少傾向でしたが、昨年の調査から増加傾向に変わりました。

実際のホームゲーム平均入場者数でみても、昨シーズンから増加傾向となり、さらにホームゲーム総入場者数は昨シーズンが約17万人と、前年の12万人から約5万人伸びています。昨シーズンにはプレーオフ争いをし、今年はプレーオフ進出が期待されるため、入場者数が昨シーズン以上に増えることを期待したいです。

 

■観戦の理由についてはいかがでしたか?

昨シーズン観戦した人に対して観戦理由を尋ねたところ、「チケットをもらったから」が32%と最も高く、次いで「トリニータのサポーターだから」が27%、「友人に誘われたから」が17%となりました。チケットや誘いといった何かをきっかけに観戦する人が半数近く存在する結果となりました。

なお、昨シーズンの観戦実績別にみると、「全試合」「半分以上」と回答した人の7割以上が「トリニータのサポーターだから」と回答し、サポーターの熱心さやトリニータ愛が垣間見えた結果となりました。

 

■強化すべき取り組みとして、どのようなことが望まれていますか?

大分トリニータに強化して欲しい取組みを尋ねたところ、「チーム戦略の強化、有名選手の獲得」が57%と最も高く、次いで「クラブ経営の安定」が47%となりました。

半数以上が戦略強化や有名選手の獲得を期待するなか、昨シーズンのJ3得点王藤本選手など新たに10選手が加入しました。是非新加入選手を中心にチームを勝利に導いてもらいたいです。

 

■今シーズンの観戦意向について教えてください。

今シーズンの観戦意向を尋ねたところ、「行くつもりがない」が39%と最も高かったです。ただし、直近5年の調査結果と比較すると、「行くつもりがない」とした回答率は、最も低い数値となっています。このことから、大分トリニータへの観戦意向や注目度は高まってきていると考えられます。

昨シーズンの観戦実績別にみると、昨シーズンに観戦していない人の半数近くが、「行くつもりはない」と回答しました。観戦実績のない人に対して、新たに会場に足を運んでもらうことが今後の課題ではないでしょうか。

 

■最後に、今シーズンの大分トリニータにはどのような成績が期待されていますか?

今シーズンどれくらい健闘してほしいか尋ねたところ、「優勝してほしい」が37%と最も高かったです。次いで「2位以内(J1自動昇格圏内)」、「3~6位以内(J1参入プレーオフ圏内)」と続きました。昨シーズンにプレーオフ争いをしたことが影響し、今シーズンは約9割がJ1昇格を期待しています。

大分トリニータの初戦が2月25日にアウェーで行われます。今年のスローガン「勇往邁進」のとおり、勇敢に立ち向かい、プレーオフ進出、そしてJ1昇格を勝ち取ってもらいたいです。

なお、アンケート調査の詳細につきましては、当研究所が毎月発行する「おおいたの経済と経営」の3月号に掲載します。ご興味のある方は、大銀経済経営研究所、電話番号097-546-7770までお問い合わせください。

 

(終わり)