OBS

上海にオープンした日本式温泉施設

八坂さん:おはようございます。大家好!

村津アナ:おはようございます。子供たちが夏休みまっただ中、一か月くらい梅雨が明けて暑い日が続きますね~。上海も、暑いですか??

八坂さん:そうですね~!上海も毎日暑い日が続いています。実は今月初めに健康診断で約半年ぶりに一時帰国しました。新聞報道では知っていましたが、昭和通りの歩道橋、撤去されていましたね。駅前のパルコも解体に入ったようで、上海赴任を終えて大分に帰任する頃には市中心部も随分と変わっているんだろうなあと感じました。

村津アナ:昭和通りの歩道橋、一日一日と撤去されすっかり情景が変わりましたよね!最初は不思議な気分でしたが、我々はだんだん見慣れてきました。

では八坂さん、今日の話題は何でしょうか?

八坂さん:はい。今月は上海にお目見えした日本式温泉施設の話題です。

今回皆さんにご紹介するのは、今年2月にオープンした「極楽湯」という温泉施設です。大分と言えば温泉ということで、私も興味があった施設ですが、最近やっと訪れる機会に恵まれました。

村津アナ:中国で温泉施設ですか?イメージがあまりないですが・・・

八坂さん:この施設は東京に本社のある株式会社極楽湯が海外に出した1号店です。極楽湯というのは東日本を中心に展開している日本最大の温泉運営会社で、ホームページを見ると九州には宮崎県にしか施設がないようなので、大分の皆さんにはなじみがないかもしれません。もちろん、温泉といっても日本で言う本物の温泉ではなく、いわゆるスパ施設です。

この温泉施設かなりゴージャスな内容です。まず受付を済ませると上下セパレートになっている館内着のカウンターに案内されて、入場者は浴衣(ゆかた)のような柄の8種類の館内着から自分が好きなものをセレクトできます。温泉施設内で浴室にいるとき以外はこの館内着で過ごします。

浴室エリアには9種類の浴槽が用意されています。広さは大分市内の一般のスーパー銭湯の3倍以上はあるでしょうか。普通の大浴場のほか、高濃度炭酸泉、露店岩風呂、絹水素風呂、日替わり風呂、私が行ったときには白浜の湯になっていましたが、などがあります。

お風呂も日本の温泉と全く変わりがなく、ゆっくりと入浴できました。また、施設内には7種類の岩盤浴の施設もあります。

村津アナ:なるほど。日本のスーパー銭湯のデラックス版、みたいなイメージでしょうか?

八坂さん:そうですね、まさにそういった感じで、さらに館内には大きなレストランやバーもあります。また温泉と言えばリラクゼーションですが、エステサロン、ネイルサロン、マッサージ、垢すり、それに美容院まで完備されています。また、日本語、中国語のコミックが大量に並べられており、まさに半日いても飽きないような施設となっています。

村津アナ:まさにゴージャスで。。。いたれりつくせりですね!それだけ充実していたら気になるのはお値段ですが・・・

八坂さん:そうですね、その気になる入浴料ですが、大人は128元(約2000円)、子ども68元(約1000円)となっています。私が行ったのは金曜日の夜だったのですが、かなりのお客さんが入っていました。ほとんどが中国人で年齢も20代から30代くらいの若い方が多いのが印象的でした。それに若い女性が多かったのにも驚かされました。2000円の入浴料。食事やエステ、マッサージはもちろん別料金なので、かなり高いと思いますが、癒しやリラクゼーションのためなら、こうした金額を出せる人も多いのだなと思いました。

村津アナ:さすが、といいますか、なかなかしっかりしたお値段ですよね。実際どれくらいのお客さんが利用しているんですか?

八坂さん:スタッフに聞いたところ、平日でも約300人、土曜日曜は約1000人のお客さんがいると話してくれました。特に6月の端午節の連休はお客さんが入りきれずに、入館待ちの状態になったとのことです。中国の方も本当に温泉好きですよね。

私のところに大分県で温泉施設運営のノウハウ提供による投資をする方はいませんかという話を持ってきた方もいます。大分と言えば温泉なので、私としては「大分の温泉」を看板にこちらで投資する大分の方が現れないかなと思っています。でも、この「極楽湯」、かなりのレベルなので、上海の方にとってこれが日本温泉の標準となると結構ハードルが高くなったなあとも感じます。

村津アナ:確かに大きな市場ですよね~~。もう少しリーズナブルなお値段での温泉というのもありかな、なんて思ったりもしますが。

八坂さん:最近の上海を見ていると、皆さん目が肥えてきて、日本料理店やこうした日本風温泉施設もまさに本物志向のものが受け入れられる時代になっているようです。

そのうち、施設やサービスだけでなく、日本から本物の温泉を中国に運んで、それを売りにした温泉施設もできるかもしれないと思っています。

村津アナ:ありがとうございました!