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番組審議会だより

平成14年12月号

1.開催日
平成14年12月16日(月)17:00
2.開催場所
大分東洋ホテル
3.議題
[1]ラジオ・テレビ年末年始番組について
[2]今年を振り返って
4.出席者
溝口 薫平(委員長)、肥田木 孜(副委員長)、由佐 康子、田辺 正勝、後藤 誠、
草間 朋子、伊藤安浩、戸高  禮子
5.議事の概要
審議会は、宮崎社長があいさつの中で「今年は長引く不況や拉致問題などいろんな出来事があったが、BSE問題や原発トラブル隠しなどで『企業倫理』が問われた1年だった。また、いわゆる『メディア規制法案』は継続審議となった。一方で集団的過熱取材などでメディアに対する不信も否定出来ない、一層の自主自律を強めたい。来年、開局50年を迎えるが、地方の文化向上と地域産業の発展に力を入れ、デジタル化時代に備えたい」と述べた。
続いて、ラジオ・テレビの年末年始番組について担当者が報告したあと、番組全般について、「今年を振り返って」をテーマに活発な意見交換が行われ1年を締めくくった。
<委員から出された意見の概要>
○ 「はなまるマーケット」は、生活情報が盛りだくさんで大変良い番組だ。
これからもさらに充実させて欲しい。
○ 「おはようグッデイ」だんだん落ち着いて見やすくなった。
もう少し地方局からの情報を発信するともっと良くなる。
○ 「ZONE」は、内容的に素晴らしい番組でいつも感動する。
○ 「ニュース23」で、筑紫さんの両サイドはもう少し自分の意見を言える個性的な人に、その方が新鮮味が出るのでは。
○ 「ワールドカップ」の放送は楽しませていただいた。OBSが取り組んだトリニータ関連の番組は良かった。
その他、各地のイベントを拾い上げてバックアップしていこうという姿勢が一段と強く感じられた。
○ 過剰取材は抑えられたが、ノーベル賞の田中さんの取材など、まだまだ慎重な対応を求めたい。
○ 「さんまのからくりTV」と「どうぶつ奇想天外」は、日曜日に相応しい番組で癒される。
○ 北朝鮮の一連の拉致問題のニュース報道が北朝鮮でどう報道されているのだろうと思うと同時に、日本の報道は私達が取捨選択して見ればいいわけで、情報が公開されることは良いことだと改めて思う。
○ 何気ない当たり前のような人々の暮らし、そこにある喜びや悲しみを丹念に取材して放送することを地域の人は地元の放送局に一番望んでいるのではないかと思う。
○ 「タモリのグッジョブ」は、こうした不況下で世の中いろんな仕事があって、いろんなプロフェッショナルがいるということを教えてくれて面白いが、もう少し掘り下げると、本当の意味でもっと良くなると期待している。
○ 継続的に「川キャンペーン」を取り上げ努力していることはすごく良いことだ。
○ 夜にもう一度「ニュースライン」の項目だけでも見られるよう考えて欲しい。

平成14年11月号

1.開催日
平成14年11月18日(月)正午
2.開催場所
大分放送本社 会議室
3.議題
[1]ラジオ・テレビ11月・12月特別番組について
[2]視聴番組
  テレビ 大分県広報番組「健ちゃんの情報捕物帳」
  放 送 毎週土曜日10:45~11:00
4.出席者
溝口 薫平(委員長)、肥田木 孜(副委員長)、由佐 康子、川原  大、田辺 正勝、後藤 誠、
戸高  禮子
5.議事の概要
審議会は、宮崎社長があいさつで、景気回復の兆しも見えずに年末を迎えようとしているが、11月25日、26日に横浜で開催される第50回の民放大会で、大分放送制作のラジオ番組「OBSおはなしワールド」が今年度のラジオ放送活動部門で2年連続して優秀賞に選ばれ表彰を受けることになった。
また、11月1日にNHKと民放連の自主組織「放送番組向上協議会」が運営する「放送番組委員会」が20年ぶりに大分市で開催され、地域の放送局が抱える課題等について活発な論議がなされたこと等が報告された。
続いて、テレビ・ラジオの11月・12月特別番組について担当者が報告したあと、視聴番組、テレビ・大分県広報番組「健ちゃんの情報捕物帳」を視聴、合評した。この番組はお笑い系の地元タレント首藤健二郎を起用して、とかく堅くなりがちな広報番組を明るく柔らかなタッチで描き広報番組のイメージを大きく変えた番組。今回は10月12日(土)に放送した清川村の『里の駅でみつけたおばあちゃんの魂』を視聴した。
<委員から出された意見の概要>
○ 県の広報番組にしては、大変明るく画期的で、特に農村の明るさと素朴さがよく表現されていて大変素晴らしい番組だった。
○ 広報番組として大成功。明るい話題には健ちゃんは最適だが、厳しいテーマや扱いにくいものの時にどのような作りになるか気になった。
○ 行政がここまで健ちゃんを使って開いて行くことは大変勇気がいること。県の広報番組がこうした目線で少しずつ変わって行くことに期待する。
○ 里の駅とか道の駅は、生産者と消費者の交流の拠点でもあるわけで、そうしたところが描けてなかった。
○ 広報番組らしからぬ番組だと思った。この番組を見て清川村の里の駅に行って見たくなった。そういう意味では成功している。感心した。
○ 健ちゃんの人柄がよく出ていた。農家のおばちゃんの自然な姿がよく描かれていた。
○ 健ちゃんのテンポにのせられてみんな明るかった。番組の流れとBGMもすごくマッチしていた。
○ 農家の人のインタビューから里の駅に出す商品の品質を向上させようと努力している姿がうかがえた。

平成14年10月号

1.開催日
平成14年10月21日(月)正午
2.開催場所
大分放送本社 会議室3.議題
[1]ラジオ・テレビ10月・11月特別番組について
[2]視聴番組
  テレビ 「窓をあけて九州 ~湯の街・別府の名物流し~」
  放 送 平成14年10月6日(日)10:00~10:15
[3]放送番組委員会(大分地区)の開催について
[4]その他
4.出席者
溝口 薫平(委員長)、肥田木 孜(副委員長)、赤尾 重信、由佐 康子、川原  大、田辺 正勝
後藤 誠、伊藤  安浩、戸高  禮子
5.議事の概要
審議会は、宮崎社長があいさつの中で、新しい期を迎え、「財務体質の強化」「制作力の強化」「地域密着力の強化」「事業力の強化」「ラジオ改革」の5つの柱を目標に推進したいと述べた。また、11月1日に民放とNHKの自主的な組織「放送番組委員会」が20年ぶりに大分市で開催され、地元放送5局の制作責任者と中央からの学識経験者が地域の放送局が抱える課題等について、意見交換を行なうと報告した。
続いて、テレビ・ラジオの10月・11月の特別番組等について担当者が報告したあと、視聴番組、テレビ「窓をあけて九州~湯の街・別府の名物流し~」を視聴・合評した。
この番組は、湯の町別府で今でも夜の路地裏を「流し」ながら、昔の情緒ある別府温泉の復活に情熱をかける、初ちゃん、文ちゃんの活躍と見物客とのふれあいを描いた番組。
<委員から出された意見の概要>
○ 2人の人柄が出ててとても良かった。このような番組を通して、別府観光の活性化につながることを期待したい。
○ タイトルの「湯の街・別府の名物流し」で「流し」が復活したと思ったが、内容とちょっと違っていて違和感を感じた。
○ ネオンの消えてる店が多く寂しかった。しかし70才になっても元気に街おこしに頑張る2人に声援を送りたい。
○ 灯の消えた路地裏と流しの取り合せでマイナスのイメージが強かった。文ちゃんに絞って取材した方が良かった。
○ 路地裏散策に参加されてる方の声を聞きたかった。ひとつの方向性を考える意味でも。
○ 2人の頑張りが高齢者に勇気を与えたと思う。

平成14年9月号

1.開催日
平成14年9月9日(月)正午
2.開催場所
大分放送本社 会議室
3.議題
[1]ラジオ・テレビ10月編成について
[2]視聴番組
  テレビ 「窓をあけて九州 ~5人のちびっ子落語~」
  放 送平成14年8月18日(日)10:00~10:15
[3]その他
4.出席者
溝口 薫平(委員長)、肥田木 孜(副委員長)、赤尾 重信、由佐 康子、川原  大、田辺 正勝
草間 朋子、伊藤  安浩、戸高  禮子
5.議事の概要
審議会は、宮崎社長があいさつで、大分放送は来年10月に開局50周年を迎え、この10月から記念事業などがスタートする。ローカルメディアとして制作力の強化、事業力の強化、地域密着力の強化の3本柱をテーマに推進したいと述べた。
続いて、テレビ・ラジオの10月編成について担当者が報告したあと、視聴番組:テレビ「窓をあけて九州~5人のちびっ子落語~」を視聴・合評した。
この番組は、大分市大在地区にある公民館で行われている子供落語教室に通う5人の子供達と、落語の楽しさを教える県南落語組合の安東時男さんを中心に、一生懸命落語をマスターしようと頑張る子供達を通して地域とのふれあいを描いた。
<委員から出された意見の概要>
○落語を通じて、子供達が人前で知らない人達に伝えることは凄くいい経験をしているなと思った。
番組としても良くまとめられていた。もう少し子供達が練習している風景や、先生がどのように教えているか、そのあたりが見たかった。
○子供を対象にした番組はいいものだ。子供の姿の中に私達の今の社会の問題とか子供との関わりのあり様が見えてくるので、こうした子供を焦点にした番組をこれからも制作して欲しい。
○子供を通して、古典芸能が放送されていくのは素晴らしい。普段の番組にも子供を大いに取り上げてもらいたい。
○落語を通して、コミュニケーションが広がることが素晴らしい。卒業生の話しも聞きたかった。
○子供が人前で一生懸命喋るところや、指導に当たっている先生の熱意が画面を通して伝わって来た。
○ナレーションがとても良く作品に凄くマッチしていて心地よい作品に仕上がっていた。
○学校教育と社会教育の間をつないでいる形が見えて、とても素晴らしいことだと思った。
○会場のお年寄りの顔がとても良かった。地域が子供を育てるという一つの形が見え、学校の中にも落語クラブが出来、子供達とのコミュニケーションが広がることを期待したい。

平成14年7月号

1.開催日
平成14年7月29日(月)正午
2.開催場所
大分放送本社 会議室
3.議題
[1]「JNN九州・沖縄地区番組審議会委員長会議」報告
[2]視聴番組
  テレビ    「窓をあけて九州 ~小さな村の美術館~」
  放 送  平成14年7月7日(日)10:00~10:15
[3]ラジオ・テレビ7月・8月特別番組について
[4]その他
4.出席者
溝口 薫平(委員長)、肥田木 孜(副委員長)、川原  大、田辺 正勝
伊藤  安浩、戸高  禮子
5.議事の概要
審議会は、宮崎社長があいさつで、平成14年日本民間放送連盟賞のラジオ放送活動部門で「ふるさとの心豊かな子どもたちへ~OBSおはなしワールド~」が、最優秀賞を受賞した。この部門では2年連続の最優秀賞受賞となった。また、ラジオ教養番組部門でも「交通戦争はもはや死語なのか?」が優秀賞を受賞したと報告。今年はラジオ部門にフルエントリー、テレビ部門も2部門に出品するなど制作力も着実に向上している。来年に向けて更に努力したいと述べた。
続いて、視聴番組、テレビ「窓をあけて九州~小さな村の美術館~」を視聴・合評した。この番組は、南海部郡米水津村の役場に勤務する小田昭夫さんが主人公。小田さんは若い頃から著名な作家の絵画を集めており、現在200点以上にもなった。小田さんは、将来、米水津村に美術館を建てることが夢だと語る。美術館建設の夢に向けて挑戦する小田さんと村人たちのふれあいを描いている。
最後に、ラジオ・テレビ7月・8月の特別番組等について担当者が報告した。
<委員から出された意見の概要>
○15分の短い時間の中で、小田さんの夢を追う姿を映像でどこまで表現するか、今ひとつ弱かった。
○子どもとののふれあいの場面があったが、その辺をひとつのポイントにしても良かった。
○加藤画伯と交流している周辺をもっと掘り下げて構成すると、柱が出来たのでは。
○美術館建設に夢をかけて挑戦する人を描いた番組としては良かったが、もう少し深いところで、何のためにそれをやるのか、というところがもう一つ鮮明でなかった。
○2年後まで追いかけてフォローしたい素材、期待している。
○タイトル通り「小さな村の美術館」の内容通りの番組に仕上がっている、良い番組。
○小田さんのバイタリティーに驚いた。視聴者にチャレンジ精神を強く印象付けた番組。

平成14年6月号

1.開催日
平成14年6月24日(月)正午
2.開催場所
大分放送本社 会議室
3.議題
[1]ラジオ・テレビ6月・7月特別番組について
[2]ネット番組について
[3]聴取番組
  平成14年日本民間放送連盟賞出品作品
  ラジオ・報道番組部門 「ある考古学者の死」
  放 送  平成14年5月26日(日)13:10~13:50
[4]その他
4.出席者
溝口 薫平(委員長)、肥田木 孜(副委員長)、川原  大、由佐 康子、後藤  誠、
伊藤  安浩、戸高  禮子
5.議事の概要
審議会は、宮崎社長があいさつの中で、ワールドカップサッカーも大詰めとなり、大分での3試合も成功のうちに無事終了した。これだけ全国民がワールドカップサッカーで盛り上がったのも、メディアの貢献が大きかった。また、「メディア規制関連法案」のうち、「個人情報保護法案」と「人権擁護法案」の2法案に対し、番組審議会として反対の声明を民放連と地元報道機関に公表したと述べた。
続いて、ラジオ・テレビ、6月・7月の特別番組について担当者が報告。
「TBSのネット番組」についての審議を行ったあと、聴取番組、平成14年日本民間放送連盟賞出品作品、ラジオ報道番組部門「ある考古学者の死」を聴取、合評した。この番組は、別府大学名誉教授の賀川光夫さんが去年3月自殺した。自殺の原因は、当時、賀川教授が調査した聖嶽洞穴が「ねつ造遺跡である」と報じた週刊誌の一連の報道に抗議するものだった。賀川教授の取り組んだ聖嶽洞穴調査を再現しながら報道のあり方を考える。
<委員から出された意見の概要>
○短い時間の中で難しいテーマを報道のあり方という視点で捉え、良くまとめられていた。締めくくりのコメントも良かった。
○音だけでの構成だったが、映像で表現する以上の効果を出してくれた。
○週刊誌が、ねつ造だと断定した理由について、もう少し突っ込んで取材して欲しかった。まず、そこがあって、それに対してどうなんだと取材を進めると良かった。
○学問的に真実かどうかはこれから解明すべきことだが、報道したことの責任はある。誰かねつ造だと断定した人がいて、それをそのまま報道したのでは、そこらをもう少し詳しく聞きたかった。
○賀川先生を自殺にまで追い込んだ報道のあり方をもう一度同じテーブルではっきりさせることが大事なことだと思う。
○関係者の話しだけでは重くなるが、途中子ども達の声やオカリナの音が入ったり、聞いていてすごくほっとした。
○賀川先生の印象が後々まで引き継がれるようで、大変素晴らしい番組だった。

平成14年5月号

1.開催日
平成14年5月27日(月)正午
2.開催場所
分放送本社 会議室
3.議題
[1]ラジオ・テレビ5月・6月特別番組について
[2]「メディア規制関連法案」をめぐるその後の動き及び取り扱いについて
[3]視聴番組
  テレビ 「窓をあけて九州 ~じいさんの願いごと~」
  放 送  平成14年5月12日(日)10:00~10:15
[4]その他
4.出席者
溝口 薫平(委員長)、赤尾 重信、川原  大、由佐 康子、田辺 正勝、草間 朋子、
伊藤  安浩、戸高  禮子
5.議事の概要
審議会は、宮崎社長があいさつで、「メディア規制関連法案」は、各局の番組審議会で熱心な議論が続けられており、「国民の知る権利」や「番組審議会の存在意義」など表現の自由を制限する恐れのある法案であるとして、反対の動きが広がっている。今回も引き続き議論を深めていただきたいと述べた。
続いて、ラジオ・テレビ、5月・6月の特別番組について担当者が報告したあと、先月に続いて「メディア規制関連法案」について審議を行った。
その結果、過剰取材やプライバシーの侵害などメディアは反省しなければならない現状は否定出来ないけれども、「個人情報保護法案」と「人権擁護法案」の2法案に関して、人権を守ることの大切さ、個人のプライバシーを確保することの大切さは重要であると考える。しかし、メディアを法律で一律に規制することは、「国民の知る権利」を脅かす恐れがあり反対である。より慎重な議論を尽くすよう強く求めたい。また、メディア側には、倫理と自主的なルールを創り、その成果があがるよう強力に推進すべきであるという厳しい注文を付けた声明を大分放送番組審議会として出すことで一致した。
<委員から出されたメディア規制関連法案についての意見の概要>
○メディア規制については、政府による圧力は好ましくない。
しかし、メディアの取材についてもある程度ルールを決めて、こういう姿勢で取材をすると示すことが必要だ。
○国が規制する形は良くない。その替わりメディア側の自主規制は必要で、その自主規制も時代の変化が激しい中で試行錯誤することになろう、良い方向を見つけて行くと良い。条件付けて反対したい。
○今、必要なことは、業界内ルールを作ること、今ある自主規制の機構をもっと強力にやってもらいたい。
○番組審議会委員は、視聴者・消費者の立場で考える。今まで、個人情報を守るとか、プライバシーを保護する必要性は10年も前から言われてることで、何らかの形でルール化することは必要。消費者の立場から見れば、あるところでは前進している。国が報道を法律で規制することには反対。しかし、国で作ろうとしている人権委員会に相当するようなものを組織の中に作って、自主規制を強めることを打ち出した上で、反対することが視聴者の立場を代表する番審の求めるところだ。
○声明を出す時に、人権を守ることの大切さ、個人のプライバシーを守ることの大切さをしっかり盛り込んだうえで、この法案の問題点を指摘したい。
○法案の問題点を分かりやすく、なぜ反対しているのか国民に説明する責任がある。
○マスコミもシビアな判断を迫られる時代が来ている。国民の批判の目は肥えてるので、格好良いことばかり言っても信用しない時代になった。内部で自主規制出来ないと国民の信頼を失うと思う。そういう意味では、注視されている。
○「国民の知る権利」は、大きく言えば国民の文化だ。知る権利の制限は文化を後退させることにもなる。
最後に、視聴番組テレビ「窓をあけて九州~じいさんの願いごと~」を視聴した。この番組は、豊後高田市の山中に住む、原内さん夫婦にスポットをあてた番組。夫の原内正勝さんは、10年前から農業の傍ら百体以上も、わらべ地蔵を彫り続けている。静かな山村に響く石を刻む音と、ほのぼのとした夫婦愛を描いた番組。
<委員から出された意見の概要>
○山村で生活している2人の夫婦がテーマだが、家族を切り口にした部分が見えなかった。
○2人の暮しというか生活面をもう少し見たかった。
○特別の信念があって、石に魂を掘り込んでいたと思ったが、そうでもないようで、そこのところ(願いごと)が弱かった。
○夫婦のほのぼのとしたところは良く出ていた。最後の俳句など良かった。
○田舎で生活することで、将来に対する不安は大変なことだと思うが、それを明るく描いていたのが良かった。
○特別な素材でなく、過疎地の普通の生活を淡々と描いているが、年老いて暮すことはどうあるべきか、いろいろ考えさせられた番組。

平成14年4月号

1.開催日
平成14年4月22日(月)正午
2.開催場所
大分放送本社 会議室
3.議題
[1]ラジオ・テレビ4月・5月特別番組について
[2]メディア規制関連3法案をめぐる動きについて
[3]視聴番組
  テレビ 「窓をあけて九州 ~セイウチ母ちゃんは22才~」
  放 送  平成14年4月7日(土)10:00~10:15
[4]その他
4.出席者
溝口 薫平(委員長)、肥田木  孜(副委員長)、赤尾 重信、田辺 正勝、後藤 誠、
伊藤  安浩、戸高  禮子
5.議事の概要
審議会は、新年度の新しいメンバーが紹介されたあと、宮崎社長があいさつの中で、現在国会に上程されている「個人情報保護法案」と「人権擁護法案」ならびに自民党が提出を準備している「青少年有害社会環境対策基本法案」は、放送や新聞などの表現の自由や報道の自由を制約し、国民の知る権利を侵害しかねない内容が含まれている。これらの法案が可決・成立すると、私たちが放送番組の適正化に取り組んでいる番組審議会の存在意義を否定するに等しいものとなるので、議論を深めていただきたいと述べた。
続いて、ラジオ・テレビの4月、5月の特別番組について、担当者が報告したあと、「メディア規制3法案をめぐる動き」についてそれぞれ法案の現状と概要及びその問題(報道との関連)を説明、委員それぞれの立場から活発な意見や見解が述べられた。
<委員から出されたメディア規制関連3法案に対する意見の概要は>
○報道の仕方も確かに一部には過熱し過ぎるところを感じるが、法案が通ると国民の知りたい部分が隠される恐れがある。
○表現の自由というのは、公権力の行使をチェックすることが大きな役割で、それが今プライバシーを暴き立てるところまでなっているので、問題となっている。そういう意味では、何らかの規制は必要かとも思うが、せっかくBROや番組審議会など自律的な審議機関があるので、それらの運用を見ることが必要。
○この法案の根幹に関わる部分は、今まで監視されていた権力の側が、今度は逆にメディアを権力が監視することにつながる。ここが一番の問題だ、断固反対したい。
○メディア側も自主規制に対する実効をあげる努力をすべき。
などの意見が述べられ、引き続きこの問題については、今後の国会での審議を審議会として注意深く見守っていくことにした。
最後に、視聴番組、テレビ「窓をあけて九州 ~セイウチの母ちゃんは22才~」を視聴・合評した。
この番組は大分市にある生態水族館マリーンパレスにいる3頭のセイウチの赤ちゃんと飼育係の村上郁代さんとのふれ合いを描いた番組。
<委員から出された意見の概要>
○暖かい印象が残る番組で、行って見たくなった。
○トレーナーの村上郁代さんの個性がよく出た番組で、彼女のインタビューが生かされていた。
○子供の教育というか、情操教育にとってもいい番組だと思う。
○飼育係の人達の仕事ぶりが大変よく分かり、面白かった。
○セイウチの声をクリアに拾って欲しかった。
○セイウチの可愛さと彼女が本当に動物好きだというところがよく描けていた。

平成14年3月号

 

1.開催日
平成14年3月18日(月)正午

2.開催場所
大分放送本社会議室

3.議題
[1]ラジオ・テレビ3月・4月特別番組について
[2]ラジオ・テレビ4月編成について
[3]視聴番組
テレビ「電撃黒潮隊~世界最強のかあちゃん軍団・大分コスモレディースの軌跡~」
放送:平成14年3月16日(土)17:00~17:30
[4]平成14年度審議日程について
[5]その他

4.出席者
溝口 薫平(委員長)、赤尾 重信、由佐 康子、田辺 正勝、後藤 誠
5.議事の概要
審議会は、宮崎社長があいさつの中で、景気は依然として低迷しているが、来年の50周年記念に向けて、番組や事業展開を積極的に進めて行きたいと述べた。続いて、ラジオ・テレビの4月編成を中心に担当者が報告した。
テレビの編成に関する報告で、年度初めに青少年の知識や理解力を高め、情操を豊かにする番組を公表することになっており、平成14年度の「青少年に見てもらいたい番組」として、次の6本が公表された。

●「世界ふしぎ発見」(土)21:00~21:54
●「ZONE」(日)18:30~19:00
●「どうぶつ奇想天外!」(日)20:00~20:54
●「世界ウルルン滞在記」(日)22:00~22:54
●「親の目子の目」(月)10:45~11:15
●「窓をあけて九州」(日)10:00~10:15
そのあと、視聴番組、テレビ「電撃黒潮隊~世界最強のかあちゃん軍団・大分コスモレディースの軌跡~」を視聴・合評した。
この番組は、2月にアイルランドで行われた世界綱引選手権に、女子の日本代表として出場した大分コスモレディースが、2度目の金メダルを獲得するまでを描いた番組で、主婦を中心としたかあちゃん軍団に密着。
<委員から出された意見の概要>
○迫力と熱意が伝わり、目頭が熱くなるというか、思わず力が入った。
○出演している方々の表情がとても良くて、最近の中では素晴らしい作品だった。スポーツというものを身近に感じ、子どもたちにこうした番組を見せることで、何を教えるよりも素晴らしい教科書になるだろうと思った。
○最後の優勝シーンに結びつけるために、もう少し前半部分を克明に描き、苦しい練習の成果が金メダルにつながったというところを見たかった。
○時間をほとんど感じさせなかった。面白かった。
○すごく良かった。引きつけられるものがあり、見ていて力が入った。
○3本勝負で、最初に負けて1対1になるが、そこのところの作戦面や精神面がどうだったかを描かないと、金メダルの重さを伝えられない。
○厳しい条件下で練習に励むシーンなど、番組を通じて知ることが出来、感動した。

平成14年1月号

1.開催日
平成14年1月21日(月)正午

2.開催場所
大分放送本社会議室

3.議題
①ラジオ・テレビ1月・2月特別番組について
②視聴番組
テレビ「電撃黒潮隊~快老人生・漫画家富永一朗~」
放送:平成13年12月1日(土)17:00~17:30
③その他

4.出席者
溝口 薫平(委員長)、肥田木 孜(副委員長)、野崎 哲、由佐 康子、川原 大
後藤 誠、伊藤 安浩
5.議事の概要
審議会は、宮崎社長が年頭のあいさつ(書面にて)で、「財務体質の強化」「人材育成」「番組制作力強化」の3本柱を今年の社の方針に掲げた。続いて、ラジオ、テレビ1月・2月特別番組について担当者が報告。視聴番組「電撃黒潮隊~快老人生・漫画家富永一朗~」を視聴・合評した。
この番組は、佐伯市出身の漫画家富永一朗さんの半生と、これから108歳まで生涯現役として頑張るという富永さんの生き方を多くの作品を通して考える。

<委員から出された意見の概要>
○1か月の取材にしては、よくまとめられていた。大分県出身の方をこうした番組にすることで、また身近に感じることが出来る。
○富永さんの意欲的なところが大変よく描けていた。一生懸命に生きて行くことを考えさせられた番組。
○説明は上手だったし、バランスが良く、富永さんの個性がよく出ていた。マンガの紹介をもっと見せてもらいたかった。
○たった30分の短い時間の中で、一人の人生プロセスがよく描かれていた。
○マンガに付ける音楽の選曲がすごく良かった。
○全国に9か所美術館があると言っていたが、もう少し他の所も紹介してもらえると良かった。
○ドキュメンタリー番組は、出来るだけナレーションを少なくし、目の輝きとか、動きとか、映像で感動を伝えられるように。