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番組審議会だより

平成23年3月号

1.開催日
平成23年3月28日(月)
2.開催場所
大分放送5階セレモニーホール
3.議題
[1]視聴番組
テレビ「ムーブ」
~山里の訪問診療~
放送日:平成23年3月20日(日)25:30~26:00
[2]ラジオ・テレビ4月編成について
[3]平成23年度審議会日程について
4.出席委員(敬称略)
溝口薫平 委員長
肥田木孜 副委員長
由佐康子、伊藤安浩、鶴丸礼子、伊藤京子、神田岳委、藤内悟、板井良助 委員
(草間朋子 委員 欠席)
<局側出席者>
首藤社長、中山専務、井尻テレビ制作局長、後藤報道局長、泉テレビ編成局長、菊池ラジオ局長、竹内番組審議会事務局長 
5.審議の概要
  今年度最後の審議会が開かれ、首藤社長が「未曽有の大災害となった東日本大震災について、OBSでは地震発生と同時に6日間に亘って特別番組を編成した。また、JNNの一員として、宮城や福島に取材クルーを派遣して取材活動を続けている」など、今回の巨大地震への対応について報告した。委員からも、震災直後の報道姿勢や原発への不安など、震災関連に議論が集中した。
続いて、「ムーブ-山里の訪問診療-」を視聴・合評した。この番組は、福岡県との県境で、へき地医療にかける医師に密着。小規模集落の医療の“痛み”に迫った。このあと、4月編成についても審議を行った。

<委員から出された意見の概要>
[震災報道について]
○震災直後の報道は、特定の個人や組織を批判したり、人々の中に、不安や不信や不満を煽るような表現は慎むべきだ。事態が落ち着いて、冷静に検証すれば良いことで、今やるべきことは、被災地の実態をしっかり捉えて伝えることだと思う。
○原発事故で、東電や消防・自衛隊・ボランティアの皆さんがどのような状況の中で働いているのか、伝えて欲しい。
○九州にも原発が鹿児島と佐賀にあるので、九州ブロックで原発をテーマにした番組を考えても良いのでは。
[視聴番組について]
○感動を身近に感じる作品で、先生と患者さんの心の通う様が見事に描かれていた。
○へき地での訪問診療に光を当てた制作者の視点と、先生の思いが一体となった番組で、日本の地域医療の厳しい現実が、この番組に集約されていた。
○医者は田舎での訪問診療を行うことを好まないが、番組を通して、地域医療に関心を持つ先生が出て来ることを期待したい。
○先生の人柄がよく伝わってきた。地域医療を志す医師との連携があって、こうした動きが出来るのだなと思った。在宅のお年寄りは、最後は先生に看取ってもらえるという、何かそういう安心感があるのではないかと感じた。
○最後のシーンがおばあちゃんの笑顔で終わったのは、何か救われた思いがした。同時に、これからの地域医療の厳しさにも少し触れると良かった。
○若い医師たちが、地域医療の現実を学ぶためにも、是非、こうした番組を見て欲しい。