OBS大分放送

1.開催日
平成24年1月23日(月)

2.開催場所
大分放送 5階セレモニーホール

3.議題
[1]視聴番組
テレビ OBS報道特別番組
「トップアスリートへの誓い ~中西麻耶・大分から世界へ~」
放送日 平成24年1月3日(火)15:54~16:24
[2]ラジオ・テレビ1月・2月の番組について
[3]次回日程について
平成24年3月26日(月)

4.出席委員(敬称略)
溝口薫平 委員長
肥田木孜 副委員長
由佐康子、伊藤安浩、鶴丸礼子、伊藤京子、神田岳委、藤内 悟、板井良助委員
(草間朋子委員 欠席)
<局側出席者>
首藤社長、中山専務、井尻テレビ制作局長、後藤報道局長、泉テレビ編成局長、菊池ラジオ局長、砂番組ディレクター、竹内番組審議会事務局長 

5.審議の概要
平成24年最初の審議会が開かれ、首藤社長が「昨年は、長年の懸案であったデジタル放送への完全移行が無事終了した。これからは、番組コンテンツをいかに魅力あるものにするかが最大のテーマとなる。今年も、地域にしっかり目を向けて、地域と共に歩んでいきたい」と抱負を述べた。
続いて、OBS報道特別番組「トップアスリートへの誓い~中西麻耶・大分から世界へ~」を視聴・合評した。この番組は、左足に障害を持ちながらロンドンパラリンピックを目指す26才の女性に密着した。

<委員から出された意見の概要>
○新春に相応しい番組で、とっても力強い、そして希望に満ちた番組だった。
○中西さんは障害者というより、アスリートというたくましさを感じた。
○最近の若者が国内で何とか過ごせればよいという内向き傾向がある中で、中西さんの生き方は、世界に目を向けて行くことの大切さを伝えている。
○中西さんが強化選手から外された理由が良く分からなかった。その理由が明確に分かるようなコメントが欲しかった。
○中西さんを支えるアメリカのコーチや応援している企業の人たちとの人間的な出会いを、もう少しドラマティックに見たいと感じた。
○海外への留学が減少することは、日本の国の勢い、国力の下降につながっていく。そういった視点で捉えることが出来る良い番組だった。
○タイトルに制作者の心意気を感じた。内容的にも、障害者であることを別格に扱うのではなく、普通に扱っていることがとても印象に残った。
○トップアスリートは、負けず嫌いというかどこかに傲慢さのようなものを持っている。そういったところをもう少し描いても良かった。
○足を切断するかどうかを問われた時、どんな心境だったのか本人から聞けると良かった。
○いろんなことで悩んだり困ったり、落ち込んでいる方々に勇気を与えてくれる番組だった。
○ナレーションと編集そしてカメラアングルがとても良かった。特に、お母さんの表情がこの番組を引き立てていた。
○大分は障害者スポーツの先進県なので、中西さんのような人が誕生したと、番組の中で触れると良かった。

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