OBS大分放送

1.開催日時
平成27年6月15日12時

2.開催場所
大分放送 5階セレモニーホール

3.議題
[1] 『TBSネット番組について』
[2]番組審議
テレビ番組 「世界一の九州が始まる ~大分の星!乾しいたけが主役です~」
放送日時 平成27年4月19日(日)10:15~10:30
[3]業務報告
(1)6・7月の番組について
(2)視聴者・聴取者対応報告(5月)
[4]次回日程について
平成27年7月27日(月)

4.出席委員
伊藤安浩 委員長、是永幹夫 副委員長
鶴丸礼子委員、伊藤京子委員、神田岳委委員、藤内 悟委員、藤本 保委員、児玉憲明委員
<局側出席者>
永田社長、高木常務、泉テレビ編成局長兼視聴者室長、松井報道局長兼テレビ制作局長、砂原ラジオ局長兼ラジオ営業部長、佐藤番組ディレクター、篠原番組審議会事務局長

5.審議の概要
平成27年6月の番組審議会が開かれ、永田社長が「九州各地で大雨が降り、崖崩れなどの被害が出ている。これから豪雨や台風などの気象災害が懸念される。また、先月は口永良部島で大噴火が発生した。今年に入り、箱根、阿蘇、桜島など日本列島の火山活動は活発化している。県内にも鶴見岳、伽藍岳など常時観測火山がある。大分放送では、このような自然災害に対して防災への啓蒙と、災害発生時の迅速な対応、情報発信の強化に努めたい」とあいさつ。
続いて、テレビ番組「世界一の九州が始まる ~大分の星!乾しいたけが主役です~」を視聴・合評した。大分県の特産品「乾しいたけ」は、原木栽培では世界一。近年、海外への販路を拡大。昨年フランスで開かれた世界最大級の国際食品見本市では、品質への信頼の高さに加え、乾燥させることで味わいや栄養価が高まることに関心が集まり、海外企業との取引も決定。しかし、価格の低迷、生産者の高齢化、そして家庭での消費減少と、多くの問題も抱えている。大分県の星(=主役)しいたけは、生産している国東半島・宇佐地域のが「世界農業遺産」に選ばれたのをきっかけに、輝き続けることができるのか。

<委員からの主な意見>
○こうした番組は必ず科学的根拠を織り交ぜて。3つの旨味成分の図はあったが、他の食材と比べたものがあると、もっと良い。
○乾しいたけという宝をどのように継承していくのかのひとつが、世界農業遺産の認定。具体的にどうした形で追い風になっていくのかという展開があると、分かりやすかった。
○賞を何度もとっている生産者のシーンは本当に良く、あのくらいきめ細やかで大規模にやらないと乾しいたけは難しいのか、椎茸農家とは難しいのかということが分かった。
○ホダ木の椎茸を下から収穫しているところや、冷蔵庫に入れるのを中から撮るなど、椎茸になりきったカメラワークが良かった。テンポ良く協会の方のコメントが入り、タイミングや時間、歯切れも良かった。
○せっかく番組を作っているので、世界各国の字幕をつけるなどして、県内だけでなく外に発信するという意識を持ってほしい。
○大分の椎茸、販路とファンを増やす努力が足りない。技術はすごいが、その点をどうしたらよいのか。

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