OBS大分放送

1.開催日
平成15年1月27日(月)正午
2.開催場所
大分放送本社 会議室
3.議題
[1]ラジオ・テレビ1月・2月特別番組について
[2]視聴番組
  テレビ  新春特番「千二百五十年の時を越えて」
  放 送 平成15年1月4日(土)14:00~15:24
4.出席者
肥田木 孜(副委員長)、赤尾 重信、由佐 康子、川原  大、田辺 正勝、後藤 誠、戸高  禮子
5.議事の概要
審議会は、宮崎社長があいさつで「今年は開局50周年を迎え地上デジタル放送がスタートするなど節目の年となる。“日々新たなリ”の精神で県民に信頼されるローカルメディアを目指したい」と述べた。続いて、ラジオ・テレビの1月・2月の特別番組について担当者が報告したあと、テレビ新春特番「千二百五十年の時を越えて」の視聴・合評を行った。この番組は西暦749年、奈良・東大寺の大仏完成の折、宇佐八幡神が神輿に乗りはるばる宇佐から奈良に入京し大仏を参拝した。この出来事以降、八幡神は仏教擁護の神となり神仏習合が全国に広がった。昨年10月、1253年ぶりに宇佐八幡神輿が東大寺の「宇佐八幡神輿フェスタ」に参拝した。「宇佐八幡神輿フェスタ」の様子を中心に、宇佐八幡の歴史など、初詣で賑う宇佐神宮から生中継を交えて伝えた。
<委員から出された意見の概要>
○ 歴史に残るイベントで、番組の流れも良く、内容も大変良く出来ていた。
○ 迎え入れた東大寺側とか奈良の人達がどう感じたか声が聞きたかった。
○ 学校で郷土の歴史を教えることは大切だが、こうした番組は郷土の歴史を学ぶのに大変意義深く、素晴らしい番組だ。
○ 宇佐神宮からの生中継のインタビュー、少し突っ込みが足りなかった。
○ 神輿フェスタに加え、六郷満山と宇佐八幡の関係も知りたかった。
○ 歴史的な祭りなので、巫女さんの衣装など参加している人達も含め、イベントはトータルにコーディネートして欲しかった。
○ 地域おこしという観点より、歴史的な価値の高いイベントと捉え、宇佐神宮と東大寺など宗教者側の話を聞きたかった。八幡信仰を考えるには良い機会になった。

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