OBS大分放送

1.開催日時
平成29年12月5日(火) 17時30分~18時30分

2.開催場所
ふく亭

3.議題
[1]業務報告
(1)9・10月の番組について
(2)視聴者・聴取者対応報告(7・8月)
[2]今年を振り返って
・印象に残ったOBS自社制作番組、及びネット番組
・OBS自社制作番組、及び放送界全般に望むこと
[3]次回日程について
平成30年1月22日(月)

4.出席委員
伊藤安浩委員長、是永幹夫副委員長
伊藤京子委員、神田岳委委員、佐藤政昭委員、板井良助委員、藤本 保委員、児玉憲明委員

<局側出席者>
永田社長、大塚常務、泉テレビ局長兼視聴者室長、羽田野報道制作局長、松井ラジオ局長、篠原事務局長

5.審議の概要
平成29年度12月の番組審議会が開かれ、永田社長が挨拶の中で今年一年を振り返り、「テレビ・ラジオの取り巻く環境はますます厳しくなっている。NHKがインターネットによる同時配信の実験放送に入る事や、タイムフリー視聴などの問題がある。情報化の後にはAIやIoT社会の実現がそこまで来ている。放送局として立ち位置をしっかりと見極め、今後とも地域に根差した良質なニュースを始めとする番組を送りだしていきたい」とあいさつ。
続いて業務報告が行われた。そして、委員から「今年を振り返って」として、印象に残ったOBS自社制作番組、及びネット番組、放送界全般に望むことについて、意見が出された。

<委員からの主な意見>
○「歩こう大分」はチームワークや、リーダーの一言で子どもたちの可能性がどんどん引き出され育まれていく様子がみられ、参加した子どもたちだけではなく、観ている子どもたちにも大変良い番組。
○「ひるおび」は長い放送時間なので途中から観はじめてもよくわかる一方で、たまにくどいときがある。いろんな立場の人が出ており、偏ってない意見が聞けて非常に公平。
○「旬感!3ch」は1時間番組なので地元のテレビ局として掘り下げ、それぞれの地域で頑張っている人の様子や情報がきちんと伝えられており、いつも興味深く見ている。
○発達障害の方を取り上げたドキュメントが非常に印象に残っている。取材対象に深く入っていった記者の人間力を感じた。色んな引き出しを作りながら番組に携わっているのだと思う。
○大分市内の8つの駅が無人化されるというニュースはOBSの特ダネで、非常に大きなニュース。「イブニングニュース」など真面目に作っており、報道の伝統を守って頑張っていると思う。
○ラジオでは、県内スポーツについて男性アナウンサーの知識量の豊富さが目立ち、聴いていると選手を好きになる様な人となりを紹介している。そういった点をひろげたら、面白くなるのでは。
○「ダイドードリンコの日本の祭り」は、よくやっているなと毎回観ている。九州のJNN系列の中でもOBSが作るものはレベルが高く、祭りへの焦点の当て方も的確でより大事なポイントを描いている。
○今年一番力が入っていたと思うのは「六郷満山峯入り」で、今は誰も訪れない場所を発掘して道なき道を行き、カメラもついで行った。六郷満山文化は、日本史の中でも貴重なもので、全国の人が興味を持つようなもの。あの番組を作れるのはOBSしかないと思う。

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