OBS大分放送

1.開催日時
平成30年4月16日(月) 12時~14時05分

2.開催場所
大分放送 5階セレモニーホール

3.出席者
委員総数 8名、出席委員数 7名

<出席委員>
伊藤安浩委員長、是永幹夫副委員長
伊藤京子委員、神田岳委委員、板井良助委員、小田圭之介委員、児玉憲明委員

<局側出席者>
永田社長、大塚常務、羽田野報道制作局長、松井メディア局長、佐藤陽子記者、工藤視聴者室長兼事務局長

4.議題
[1]番組審議
テレビ番組 OBS開局65周年特別番組「くじゅうに生きる」
放送日時  平成30年3月14日(水)20:00~20:54
[2]業務報告
(1)4・5月の番組について
(2)視聴者・聴取者対応報告(3月)
[3]次回日程について
平成30年5月21日(月)

5.審議の概要
平成30年4月の番組審議会が開かれ、永田社長が、政府の放送法の見直し方針に触れ、「規制の緩い通信と放送を一本化しようとする動きは、ローカル放送局の存続にかかわる問題です。放送番組の政治的公平を定めた放送法4条撤廃の動きについても、今まで何十年も守ってきたマスコミの公平性をなくすことになり、民放連同様、私たちも断固反対です」とあいさつ。
ひき続き、テレビ番組「くじゅうに生きる」を視聴・合評した。「九州の屋根」とも評されるくじゅう連山。初夏のミヤマキリシマや秋の紅葉、冬の樹氷と、四季折々に見せる美しい姿が多くの登山客を魅了する。「九重の自然を守る会」は、1961年の発足以来、植物の保護や登山道の整備などを続けてきた。
雄大な自然の中で暮らす人や、その景観を守る活動に取り組む人々を追い、くじゅうに魅了される理由に迫った。

<委員からの主な意見>
○身近にいながら知らない自然や、自然が抱えているいろいろな課題がつぶさに分かり、周年記念番組として制作したOBSの力量が伝わってきた。
○九重の自然の素晴らしさ、自然を守る人の作業、自然破壊の問題、世代の継承など様々なつながりを感じられる番組だった。
○鹿の問題が取り上げられていたが、害獣駆除の提案が少しあるとよかった。
○鳥獣被害や山の保全に、これほど人の手が入っていることに驚かされた。
○欧米人とは違って、自然を使うのではなく自然に生かされた日々というのがよく分かる映像で感動した。
○もっと人に焦点を当てて内面を描いても、いろいろな喜びだったり悲しみだったり、葛藤もあって、面白さが描けたのかもしれない。
○映像を見ていて、自分がそこに行っているような、とても清々しい気持ちにさせられた。

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