OBS大分放送

1.開催日時
平成30年6月18日(月) 12時~13時40分

2.開催場所
大分放送 5階セレモニーホール

3.出席者
委員総数 8名、出席委員数 7名

<出席委員>
伊藤安浩委員長、是永幹夫副委員長
神田岳委委員、小田圭之介委員、板井良助委員、藤本 保委員、児玉憲明委員

<局側出席者>
永田社長、大塚常務、羽田野報道制作局長、松井メディア局長、三浦大和ディレクター、工藤視聴者室長兼事務局長

4.議題
[1]番組審議
テレビ番組 新 窓をあけて九州 「湯けむり 青春アパート」
放送日時  平成30年5月20日(日)10:00~10:15
[2]業務報告
(1)6・7月の番組について
(2)視聴者・聴取者対応報告(5月)
[3]次回日程について
平成30年7月23日(月)

5.審議の概要
平成30年5月の番組審議会が開かれ、はじめに永田社長が、北海道を除き日本列島が梅雨に入ったが今年は雨による被害がないことを願っているとあいさつ。世界各地から2,500人の取材陣が詰めかけた米朝首脳会談にふれ、完全非核化への具体的な道筋は示されず、朝鮮戦争の終結もなかった。拉致問題についても進展は見られなかったが、東アジアに平和と安定をもたらす好機になったと述べた。
ひき続き、テレビ番組「新 窓をあけて九州 湯けむり 青春アパート」を視聴・合評。別府にある「清島アパート」は築60年を超える木造の集合住宅で、2009年のイベントをきっかけに現代アートの聖地としてもてはやされるようになった。有名クリエイターも輩出する「清島アパート」で画家を志すのが山形県出身の滝口かりんさん(31)。何かを求め、何かを置き去りにして自分の世界をめざした画家への道。夢に向かう仲間と現在進行形の“今”を楽しむ滝口さんと「清島アパート」を描いた。

<委員からの主な意見>
○10年目の節目の年に焦点をあて、若いアーティストの頑張りが非常によく分かる番組だった。
○「清島アパート」から巣立ったアーティストをもう少し具体的に紹介したほうが、一般の人にこのアパートのすごさが伝わったのではないか。
○海外から入居している人が別府市民の支援でホームシックから立ち直ったという話を聞いた。そういった地域の支援なども描ければよかったと思う。
○芸術家同士がぶつかり合うシーンや、違う分野の人達が交わることで違う視点や新たな発想が生まれるような場面はなかったのだろうか。
○主人公にしてもそれ以外の人にしても、もう少しネガティブな部分も描いた方が芸術家のとんがった部分が出たのではないかと思う。
○このアパートのバックグラウンドを正確に把握できないまま制作しているのではないか?仲良しグループの紹介に終始した安易な作り方に思えた。
○アーティストの部分だけではなく、生計を立てている手段など生活基盤の部分も知りたかった。

©2024  Oita Broadcasting System, Inc. All Rights Reserved.