海原みどり 10/9(木)
NO.67「今すぐ乗りたい!世界名列車の旅」
著者:櫻井寛
出版社:新潮社
鉄道が大好きなフォトジャーナリストが、世界各国の列車の旅をまとめたフォトエッセイ。(ちなみに彼は航空機を使わず、海路・陸路のみ88日間で世界一周を果たしたという記録を持つ)
列車の姿や表情豊かな乗客の写真はもちろん、文章も軽妙で上手い!
実際には「おい、それ」とは乗れない豪華列車にも、乗車した気分になるような心地よさ。名所旧跡を目まぐるしく巡るのではなく、話題の列車に乗ることを目的にした海外旅行は<本当に優雅なバカンス>だと、つくづく思った。(私には、一生無縁だが)
例えば、アフリカ大陸南端のケープタウンから、南アフリカの首都プレトリアまでの1600キロを27時間で結ぶ「ブルートレイン」は、ギネスブックが公認する世界一の豪華列車。
気品あるロイヤル・ブルーの車体で、キャビンには大理石のバスルーム。乗車前には、駅の待合室でウエルカム・シャンパンがふるまわれ、グラス片手に列車に乗り込む人が多いという。乗車中の食事はもちろん、すべてのアルコールも無料というフリードリンク制。かの有名な「オリエント急行」に匹敵する豪華さに驚く。
個人的には、中国からチベット・ラサまでの世界一高い鉄道「青蔵鉄路」、スイスの「氷河急行」、ロシアの「シベリア鉄道」、ケニアの「サバンナ急行」に乗ってみたい!
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