携帯電話のSIMカードを相手の身元を確認せずに貸し出したとして、詐欺ほう助の罪などに問われていた男に、大分地裁は執行猶予付きの有罪判決を言い渡しました。判決を受けたのは神奈川県の携帯電話レンタル会社の「アッシー」と経営者、内田義康被告です。内田被告は去年10月から2回にわたり、相手の身元を確認せずに携帯電話のSIMカード11枚を貸し出したとして詐欺ほう助と携帯電話不正利用防止法違反の罪に問われています。県警によりますとSIMカードは全国で振り込め詐欺に悪用されていました。23日の判決公判で、真鍋秀永裁判官は「大規模な組織的犯罪の犯行を容易にする可能性を認識しながら適切な対応をとらずかなりの利益を得ていていた」などとして、内田被告に懲役2年執行猶予5年の有罪判決を言い渡しました。また内田被告と会社のそれぞれに罰金100万円の支払いを命じました。弁護側は控訴しない方針です。