2006年6月12日

佐伯市で震度5弱 [07:00]

12日午前5時1分頃、大分県中部を震源とする地震があり、佐伯市で震度5弱を観測しました。この地震による津波の心配はありません。気象庁によりますと震源の深さはおよそ140キロで、地震の規模はマグニチュード6.1と推定されています。各地の震度は次の通りです。震度5弱は佐伯市。震度4は国東市、大分市、臼杵市、津久見市、豊後大野市、竹田市。震度3は別府市、杵築市、由布市、日出町となっています。この地震による津波の心配はありません。
地震の影響により佐伯市上岡の市営住宅では安全装置が作動してエレベーターが停まっている他、豊後大野市の県立三重病院でも一時エレベーターが停止したということです。また佐伯市内の陶器の販売店ではケースに入っていた花瓶などの商品が落ちて割れるなどの被害が出ています。震度5弱を観測した佐伯市役所の職員は「最初にたて揺れが2、3秒あり、その次によこ揺れが10秒くらい続いた。3月の地震よりも激しく揺れた感じだった」と地震発生当時の状況を話していました。
県では災害警戒本部を設置して情報収集などにあたっていますがこれまでのところけが人などの情報は入っていません。

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