2006年6月12日

玖珠の食事療法の男初公判 [19:00]

去年4月、玖珠町で食事療法を受けていた女性を死亡させたとして業務上過失致死の罪に問われている男の初公判が12日開かれ、男は起訴事実を全面的に認めました。
業務上過失致死の罪に問われているのは福岡市南区の治療師村田啓二被告55歳です。
起訴状によりますと村田被告は去年4月、玖珠町で神戸市東灘区の当時27歳の女性に対しアトピー性皮膚炎の治療と称して食事療法を行ったところ女性が衰弱したにもかかわらず、そのまま放置し死亡させた罪です。
大分地方裁判所で開かれた初公判で村田被告は「その通りです」と起訴事実を全面的に認めました。
検察側は冒頭陳述で「被害者が衰弱状態に陥ったにも関わらず医療機関に連れて行こうとはしなかった」と指摘しました。

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