<<・・・バックナンバー
10/26放送分「香港の『スターフェリーの変遷』のお話」
香港の「スターフェリー」。
香港に来たことのある人なら必ず一度は乗ったのではないでしょうか?
香港島のセントラル・ワンチャイ地区と九龍半島のチムサーチョイ地区の間、それぞれの中心部約1kmを10分ほどで結ぶフェリーで、1日に約8万人が利用する、重要な市民の足でもあります。
運行時間は6:30〜23:30でとても便利ですし、2階建ての750席あるフェリーですが、
料金も上階がクーラー付きで30円、下階は20円、65歳以上は無料と格安!
木造の席で、香港中の誰からも親しまれている交通機関です。

このスターフェリーが運航を開始したのは1898年と古く、当時はまだ海底トンネルがなかったため、市民の海を渡る唯一の術でした。また現在のフェリーのデザインは下半分が緑色に上半分が白と、一部カラフルなデザインになっています。
また「動く観光名所」 としても観光客に親しまれています。
まず香港の観光名所「ビクトリア湾」を眺める時は、必ずフェリーが動いてますし、
短い時間で潮風を感じられることから、海上から香港を眺める観光コースを楽しむ人も多くいます。
しかしそんな愛すべきフェリーに関係して、ある問題が発生したのです。
実は11月中旬に、香港島のセントラル側にあるフェリー乗り場が移転するんです。
では移転することによってどんな問題が発生するのかというと、まず
@50年の歴史のある今の乗り場には、機械式の古い時計台が立っているが、 その時計台の移転先が決まっていない為、文化財を残せという声がある。
A新しい乗り場は現在地から300mほど海側に移動し、中心街から離れることで不便になり、乗客が10%減る予想もでてきている。などがあります。ただ悪い話ばかりではありません。
@新しい乗り場にも、今の時計台と同じ音のする100万ドルの電子時計ができる
A建物内にもレストランや、ビクトリア湾を一望出来る展望所なども出来るほか、
 海岸部全体の再開発の計画があり、新しい観光名所となる。
などがあります。なお、私の香港夜景のNo.1はビクトリアピークから見下ろす香港全景ではなく、「香港島→九龍」へ向かうフェリーの中から見る香港島側の景色です!ですから夜フェリーに乗ってお越しの際は、ぜひ右側に乗ってみてください 。(帰りは逆です)


現スターフェリー乗り場と古い時計台きらびやかではなく、
時代を刻んだ歴史の重みを感じます。


新フェリー乗り場建築様式は1912年当時のものらしいです。
ビクトリア湾の突端に位置するため景色は良いと思われますが、遠くなるだけに・・・・・