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1/11放送分 「香港の『ゴルフ事情』のお話」
先週はテニスのお話をしましたが、今週はゴルフです。
日本と同じように、香港にも多いゴルフ愛好家。
やはり生活エリアが狭く、いつも多くの人で混み合う街中、息の詰まることも多い香港では、
趣味やスポーツなどで気分転換をすることが大切なんです。
かつては「豊かさのステータス」として脚光を浴びた時期のあったゴルフも、
現在では「心身の健康やストレス解消」といった目的で定着しているのです。

ただ狭い土地柄の香港。
ゴルファーにとっては決して恵まれている環境とは言えないんです。

例えばゴルフ練習場。
香港内に10ヶ所以上あってここ数年増加していますが、
人口比では圧倒的に足りず、早起きしていかないと行列は当たり前。
さらに車を持たない人の多い香港ですので、
大きなゴルフバックを持ってタクシーやバスで移動しなければならないのです。

練習場でこういった環境ですので、ゴルフ場となるともっと大変で、
香港内に主要ゴルフ場は3ヶ所ありますがいずれも郊外で、フェリーや列車を使います。

さらに休日は会員のみプレー可。
平日も非会員は△なんです。

では会員でない人はどうするかというと、中国本土(広東省)まで出かけなければならないのです。
バス→クラブ担いでパスポート持って国境審査→ゴルフ→バス→クラブ担いでパスポート持って国境審査と
朝6時に出発して夜8時まで。
往復14時間かけてゴルフをするのです。
(ゴルフは4時間程度ですが…)

さて、こちらの一般的なゴルフスタイルは、大体日本と同じようで、
ほとんどがカートを使って移動したり、中にはキャディさんがつかないゴルフ場もあります。
ただ違うのが中国ではお客さま2人に1人(または1人に1人)キャディさんがつくところもあるところや、
18ホール休みなしでプレーが普通といった辺りは、少し日本と違うところです。
(ちなみに値段は1万円前後です)
またシャワーが一般的な香港で、中国のゴルフ場には日本式の大浴場もある!
これも嬉しいポイントの一つです。

今から1年で最も寒い時期を迎える香港や広東省。
それでも気温は10℃以下にはならず、雪も降りません。
雨期を迎える3月までの3ヶ月間がスポーツに適した季節になりますよ。


さて、放送ではお話し出来なかったことを一つ。
先週今年の初ゴルフに行ったときのことです。
終了後、着替えをしてゴルフ場内のカジュアルな屋外レストランに行きました。

席に付くとウエイター?マネジャー?が来て私に言いました。
「すみませんが服装がレストランにふさわしくないので、
着替えるか別の場所で食事をしてもらえませんか?」
(シャワーを浴びて着替えてきたばかりの私。負けずと英語で)
「何故?」
(ウエイター。冷静に)
「ジーンズはお断りしています」
(私。はっと気が付いて)
「すみません」「着替えてきます」

そうです。ゴルフは紳士のスポーツ。
ゴルフ場ではジーンズご法度。
敷地内の当レストランもドレスコード(きまり)があったのです。
私の認識不足ということでしたが、
ゴルフでストレス解消ばかりでなく、こういう文化・慣習が勉強できる有難いことですね。