冬でも暖かい日が続いている香港。
16日は最高気温がなんと23.7℃、最低気温が18.0℃と、スーツで歩いていると汗ばむ陽気となりました。
さてそんな香港に届いたあまり良くないニュース。
日本(宮崎)での鶏インフルエンザ(H5N1型)確認のニュースです。
日本も既に感染拡大防止体制、防疫体制が整備されているようですが、
香港のそれは、日本以上に敏感で迅速です。
やはり気候の関係から香港や中国・広東省、東南アジア地域では
この時期、感染症への注意が必要という感覚が定着しているからだとも言えますが、
香港では2003年のSARS感染症以降、体制が整備、強化されたことも理由としてあります。
香港でも今月上旬、市街地中心部で発見された野鳥の死骸からインフルエンザウイルスが発見され、
すぐさま市内公園の鳥類施設観覧停止など注意が喚起されましたが、
日本の鶏インフルエンザ発生のニュースを受け、
1月15日付で「日本からの『家禽類の肉と加工品など関連食品』について暫定的に輸入を禁止する」措置が取られました。
(日本同様、大部分の食材を輸入している自由貿易都市「香港」では、
一旦何か食に関する事態が発生すると防疫への発動がとられるんです。)
ちなみに報道によると、
@値段が高いこともあって、日本の食材が揃うスーパーでも日頃から売られていない
A日本食品を扱う商社でも輸入実績がほとんどない
B日本料理店でも日本の鳥肉をほとんど使っていない、など
香港、中国、アメリカ、ブラジル産の鳥肉が主要な香港の鳥肉市場で、
日本からの鳥肉の輸入量は去年9ヶ月間の実績で1800キロと少ないことから、
市民への食生活への影響はほとんどないもの見られています。
ただ「生」で食べることのある「卵」は消費がありますが、日本産の卵を自主的に輸入しない方針のスーパーがあるなど、こちらでは影響が出てきそうな雰囲気です。
なお日本での狂牛病発見以降、正式には日本からの「牛肉」の輸入停止もまだ続いていて、
スーパーではオーストラリアやニュージーランド産の牛肉が並んでいます。
このように海外との往来が激しい香港。
政府の迅速で厳しい措置には市民からの安心感が背景にあるのは事実で、
日常的にそれだけ感染症への意識を高く持っていることの裏返しでもあるのです。
何はともあれ日本国内産も早く安全性が確認され、美味しいお肉をいただけるようになることを願っています。 |
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