<<・・・バックナンバー
1/18放送分 「大分人の消費行動を探る」
16日(火)に日本銀行大分支店は
「大分人の消費行動を探る!〜家計調査からみた消費者の特徴〜」というレポートを発表しました。
これは総務省統計局が平成17年に実施した家計調査(毎日の全ての収入と支出を家計簿に記入し、
国の経済、社会政策の立案や評価の基礎資料として利用している)を基に、
その大分県版として各項目ごとに全国順位を付け、傾向を探ったもので、
今回大分県版としては初めて作成したものです。
今回のデータは日本銀行大分支店のホームページにアップされています。
http://www3.boj.or.jp/oita/
↑ここをクリック。
データを取り出してから、以下を読んでいただくと、より分かりやすいと思いますよ。

それによりますと、まず全体的な特徴として、
「大分県人は消費よりも貯蓄傾向」だということがわかりました。
つまり、消費者の財布の紐は堅いようです。
また、「『衣・食・住』のうち『住』への支出は最小限にとどめ、『食』はほどほどにする一方、
『衣』への支出は積極的」。
つまり着るものにはお金をかけている(見栄っ張り?)のが大分県人の特徴のようです。

ではここからは個別の項目ごとに見てみましょう。
@「衣料品」では婦人衣料は上着(アウター)、下着(インナー)共に積極的に購入するも、
  男性衣料は日用品(インナー)の支出は抑えつつ上着(アウター)は購入。
→男子用ズボンの支出はなんと全国一!婦人用アウターも全国2位、婦人用下着は全国3位なんです!!

A「食料品」では魚介類よりも肉類が好き。
→これは意外でした。鶏肉が全国3位なのは鶏天効果でしょうか(笑)

B「穀類」では米やパンより小麦粉が上位。
→だんご汁ややせうま効果??

C野菜、海藻はあまり消費しない。
→干しいたけはさすがの全国1位でした。

D果物もあまり食べない。
→いちごやキウイの消費は全国ワースト4位なんです(驚)

E菓子類は和菓子よりも洋菓子が好き
→大友氏時代の南蛮貿易から続くDNAの仕業でしょうか?

F調味料は洋食よりも和食に使う
→みそや醤油の消費は多いが、ソースは少なめです。

G調理食品はおにぎりや単品のおかずよりいっそ弁当を買っちゃう。
→冷凍調理食品の購入は全国2位!!

H飲料。紅茶派よりコーヒー派。清酒派よりビール党、焼酎派が多い。
→コーヒー飲料は全国3位の消費量です。

I外食はあまりしない。
→喫茶代は全国ワースト2位です。

J住宅関係の支出は少ない
→たんすが全国9位、なべ・やかんが全国5位なのはなぜでしょう?

K保健医療関連の支出もあまり多くない
→胃腸薬はワースト3位。メガネはワースト1位。大分県民は健康??

L交通・通信費では自動車関連が上位
→やはり大分は車社会。自動車部品は2位、自賠責は4位。ちなみに移動電話通信料は4位です。

M教育費。中学、私立高校は安いが公立高校、大学は高い。
→大学は県外に出て行く人が多いからでしょうか?

N教育娯楽費では「学習関連」、「スポーツ観戦料」が上位。
→筆記用具や文房具費は全国トップクラス。スポーツ観戦料3位はトリニータ効果?

O美しさ、清潔さへの志向が高い
→乳液、石けん、整髪料はそれぞれ全国4位。口紅も全国7位。大分県民はおしゃれですね。

いかがでしょうか?
思い当たる節も随分あったのではないですか?

大分県では現在企業の生産活動は活発である一方、
依然として個人消費は伸び悩んでいる現状があります。
こうした現状を打開するためにも、消費者心理を分析することは重要で、
今回のデータが、今後の大分県経済のさらなる活性化に役立ってもらえればなと思います。