最近は「飽食時代」と言われ、食事の際に食べ残す子どもも増えいます。
日本では昔から「食べ残し=悪いこと」と教えられ、
大人が子どもを叱ったりしていますが、香港では事情が少々違うようです。
まず緑色学生連合が12才〜40才の市民1000人を対象に「食事の浪費」に関する調査を実施したところ、
・ランチの外食時に料理を残す→70%
・うち3割以上は残す→44%
という結果が明らかになりました。
明らかに日本に比べて多いですよね!
この原因としては
・量が多すぎる→70%
・美味しくない→次点。
と挙げられていますが、一週間のランチに1人150ドル(2300円、一食400円前後)使ったとすると、
そのうち45ドル(700円)分を食べ残すことになります。
これを香港全人口に換算すると、一週間に13800万ドル(22億円)の無駄になるんです。
つまり、貴重な食糧資源、食べ残しをなくすように「改善」を呼びかけているのですが、
この背景には日本とは違う、文化、風習の違いがあるようなのです。
というのも、中華料理では「食べ残し=満足のしるし」でもあるのです。
つまり食べ残しは「とても美味しくいただきました。これ以上いただけません」という表現で、
逆にきれいに食べてしまうと「物足りないの?」と思われてしまうのです。
なので、招待する側は現実的に「食べきれない」くらい多めに料理を準備するので、
10品前後は当たり前の中華コース。
前菜→スープ→魚料理→肉料理→野菜料理→ご飯類(チャーハンなど)→麺類(焼きそばなど)→デザート、と、
2時間くらいかけてたくさん出てくるものですから、全部食べていると最後まで行き着かないほどなのです。
(ツアーでは逆に短時間でどんどん出てくるもんですから、これまた大変ですけどね)
どちらにしても日本人にとって「食べ残し」はもったいないもの。
卓上に用意されているメニューを見ながらペース配分をして食べることをお勧めします。
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