今回は2作品の紹介です。
「リトル・ミス・サンシャイン」
本年度アカデミー賞4部門ノミネート(作品賞・脚本賞・助演男優賞・助演女優賞)
アメリカのドタバタコメディーで、誰もが楽しめる作品です。
元々「ファミリードラマ」と「ロードムービー」はハリウッドの人気ジャンルだったんですが、
この作品はその2つのジャンルをミックスさせた、斬新な映画になっています。
アリゾナ州郊外に住むフーヴァー家は個性的な人々が集まった家族。
父親のリチャードは「負けを拒否する」成功論提唱者で、
自分で開発した「9ステップ成功論」出版で勝ち組になる気まんまん。
息子のドウェーンはそんな父親に反抗するかのように、ニーチェにならって沈黙を続けている。
9歳の娘、小太りの眼鏡っ子オリーヴは美人コンテスト出場を目指している。
祖父のグランパはヘロイン吸引が原因で老人ホームを追い出されてもやりたい放題、言いたい放題。
母親シェリルはこんな家族をまとめようと奮闘中だが、
そんな中シェリルがゲイの恋人に捨てられ自殺未遂を図った兄フランクを自宅に引き取る。
しかしこの時オリーブが「リトル・ミス・サンシャイン」コンテスト決勝への
繰り上げ出場権を獲得したことが分かり、事態は急展開。
バラバラな家族が、1台の黄色いオンボロミニバンに乗って、
決勝の地カリフォルニアを目指す旅を始める。
去年後半に登場するや、超大作を押しのけて映画ファンを熱狂させた映画。
旅の途中、数々の障害に会いながらも家族の絆を深める姿をコミカルに、
また、ちょっぴり感動的に描いています。
アカデミー賞の4部門にノミネートされている話題作で、
中でも9歳の娘、オリーブを演じたアビゲイル・プレスリンは助演女優賞の有力候補と言われています。
話題作ですので、ぜひチェックしてください。
「リトル・ミス・サンシャイン」はシネマ5で2月24日(土)からロードショーです。
「あるいは裏切りという名の犬」
(2004年・フランス)
「リトル・ミス・サンシャイン」が話題作で、誰もが楽しめチェックしておきたい映画であるならば、
この「あるいは裏切りという名の犬」はマイナーな映画ではありますが、
かなりいい味を出した本格的なハードボイルド作品です。
舞台はパリ警視庁。
仲間からの信頼も厚く正義感のレオ・ヴリンクスと、野心家で利己的なドニ・クラウン。
かつて親友だった二人の警視はレオの妻カミーユを愛し、奪い合った過去を持ち、
今は次期長官の座を競うライバルとして対立していた。
現金輸送車強奪事件の犯人逮捕を巡り、レオに手柄を奪われたドニは、
ある殺人事件へのレオの関与を上司に密告する。
ドニに裏切られ、容疑者として逮捕されたレオ。
さらに獄中の彼をカミーユの死という悲劇が襲う。
7年後、全てを失い出所したレオは妻の死の真実を知り、長官に出世したドニの元へ向かう。
そして再会した二人は、ついに決着の時を迎える。
緊張感に溢れた男達のドラマと意表をつく斬新なストーリーで魅せる傑作ミステリー。
張り巡らされた伏線が導く先には、驚嘆のクライマックスが。
そして予想できない感動を興奮が押し寄せます。
「あるいは裏切りという名の犬」はシネマ5で3月3日(土)から2週間限定ロードショーです。
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