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3/8放送分 「香港の『亀ゼリー(亀苓膏)』のお話」
香港の「亀ゼリー」。皆さんはご存じでしょうか?

●知ってる人は知ってるけど、知らない人は知らない。
●見た目だけではそれが何だか分からない。
●香港に来て知っていても、食べたことがない人も多い。
●日本人には不可思議で興味深い存在。
そんな「亀ゼリー」。

では一体どんなものかというと、ゼリー状の黒い食べ物で、
「亀」の形をしているわけでもなく、中に「亀」が入っているわけでもありません。

味は苦く、シロップをかけて食べる人が多いので、
黙って出したらコーヒーゼリーと間違える人もいるかもしれません。

ではなぜ「亀ゼリー」と言うかと言いますと、
原料の核になっているのが「金銭亀」という「亀」のエキスと薬草なんです。
詳しい作り方は企業秘密で分かりませんが、多くの種類の薬草を配合したものと、
亀のエキスを加えたものをゼリー状にしたものが「亀ゼリー」と呼ばれているんです。

香港の人はなぜ亀ゼリーを食べるのか?と言うと、
香港はこれから秋口まで半年も続く、長く蒸し暑い「雨期」の日々を迎えます。
そこで日本とは違う亜熱帯の気候の中で、特有の健康管理、病気予防が必要になることから
亀ゼリーの中の「亀」と「薬草」の成分が有効になります。

具体的には
@体内にこもった「熱気」と、体内の余分な水分「湿気」を取り払う。
A「解毒作用」があり、病気予防になる
B「にきび」など皮膚に効用があり、「肌を美しく」するなどの効用があると言われています。
このため、結婚前の花嫁が美肌のために食べたり、
出産前の女性が元気な子どもが生まれるように食べたりするなど、
「健康のために伝統的に食べられてきたもの」。
それが亀ゼリーなんです。
(なお亀ゼリーは「体を冷やす」系統の食べ物と言われ、人によっては合う合わないがあるようです)

香港の街中に専門店もたくさんあり、スーパーでも買えるほか、
飲茶を食べた後のデザートメニューにあるとことも多いようです。
見た目は??ですが、関心のある方は香港に来た時に是非試してみて下さい。

サイズは直径13cm、高さ7cm程。結構大振りですよ。
値段はこのサイズで800円。香港では高価ですよ。
「亀ゼリー」レンゲに取ってみました。
甘いシロップをかけていますが、
見た目「コーヒーゼリー」でおいしそうでしょ!!