日本ではこの時期多くの学校が夏休みだと思いますが、新年からの受験に備えて休み返上で猛勉強している人もいると思います。
実は香港は、9月からの新学期を前に、今が受験シーズン本番なのです。
香港の教育制度は日本とやや異なっていて、
1980年代に、イギリス式の小学校6年間と中学校3年間の計9年間の義務教育が導入されました。
現在は、6年間の小学校+3年間と2年間の中学校+2年間の予科学校+2年間の大学という仕組みです。
ちなみに2012年までには、6年間の小学校+3年間と3年間の中学校+4年間の大学と変わる予定です。
なお香港の進学状況ですが、大学卒業程度の比率は15歳以上の人口のうち約13%です。
日本より低い数値だとは思いますが、香港の教育熱は日本以上のものがあって、将来を考えて、有名校やレベルの高い学校に進めたい親の希望は少子化もあいまってとても強く、幼稚園から始まるお受験は、小学校→中学校・予科→大学と高いハードルの連続です。
香港の試験の最大の特徴は、「進学のたびに、香港の政府機関による共通試験を受ける」ことです。
これは小6、中3、中5、予科終了時にそれぞれ学生が同じ試験を受けて、その成績によって進学できる学校のレベルが決まるというもので、中でも、中5終了時に受ける統一試験は、それによって大学予科学校への進学の選択が決まり、その後の大学進学の上で、非常に大切な試験になっているのです。
この「統一試験」は毎年香港内でもとても話題になり、成績の詳細な分析結果が発表になったり、上位の学生が新聞に顔写真入りででたりするんです。
本人のみならず、親や学校にとっても掲載されるととて名誉なこの試験の発表が、今年も8月8日に行われ、大きなニュースになりました。
今年の主なトピックスと言えば、成績上位者の中に14歳の女子生徒がいたことです。
中学2年相当の年齢の彼女は、9月から香港の有名大学の医学部に飛び石進学を希望しているということでも話題ですが、他にも
【1】有名中学ではない学校に通っている
【2】決して裕福な家庭ではなく、お金を多く勉強にかけられない
【3】友達も多く、授業中おしゃべりも多い、ということなんです。
彼女によると、良い成績をとれる理由は
【1】勉強が大好きで、良く本を読む
【2】毎日朝5時に起きて勉強し、夜10時半には寝る
【3】両親や学校の先生がサポートしてくれる、だそうです。
日本の受験生の皆さんも、参考になればいかがでしょうか?
残暑厳しい中ですが、体調管理に気をつけて頑張って下さい! |
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