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9/13放送分 「香港の『10年間の変わりよう』のお話」
10年一昔とも言いますが、香港は今年返還後10年を迎えました。
10年前と今と変わったことを数字で振り返ると、
改めて様々なことが分かってきますので、紹介したいと思います。

表は政府公表統計データです。
1996年 2006年
【1】人口
総人口 643万人 685万人 42万人増
女性 321万人 358万人 37万人増
男性 322万人 327万人 5万人増
労働人口 315万人 357万人 42万人増
女性 123万人 162万人 39万人増
男性 192万人 195万人 3万人増
独身人口 27万7000人 36万7000人 9万人増
女性 10万4000人 18万2000人 7万8000人増
男性 17万3000人 18万5000人 1万2000人増
【2】収入
10万円以下 72万6000人 94万6000人 22万人増
女性 45万7000人 63万2000人 17万5000人増
男性 26万9000人 31万4000人 4万5000人増
45万円以上 24万8000人 39万6000人 14万8000人増
女性 5万9000人 13万4000人 7万5000人増
男性 18万9000人 26万2000人 7万3000人増
社会保障・資金援助被援助者 72万9000人 110万4000人 37万5000人増
女性 39万2000人 59万1000人 19万9000人増
男性 33万7000人 51万3000人 17万6000人増
【3】犯罪
逮捕者数 4万7000人 4万2000人 5000人減

まず【1】の人口を見てみると、女性の人口が増えています。
これは「アマ」と呼ばれるヘルパーが他の国から来ていることなどが原因と思われます。

また労働人口も女性の数が増加。
働く女性が増えていて、共働き家庭が増加していることが伺えます。
と同時に独身人口も女性が増加。
労働女性の増加に伴って、独身女性も増えているんです。

次に【2】の収入。
月収10万円以下の、いわゆる低所得者が増えている一方で、
月収45万円以上の、いわゆる高所得者も増えてます。
つまり、経済成長に伴って、賃金格差が拡大し、女性の高所得者が増加しているんです。


また、政府からの生活支援、資金援助を受ける人も増加。
これも社会の格差拡大を反映していると言えそうです。

一方で犯罪逮捕者は減っていて、
10人に1人は逮捕されるようになりました。

このようにこの10年間で【1】人口構成の変化(女性の増加)や
【2】経済発展と共に収入格差の拡大という大きな変化がありました。
香港の問題は「少子高齢化」と言われていて、こういったデータを元に政策が練られ、実施されています。
そういった意味では、非常にコンパクトで分かりやすいと言えますね。

写真は先週お伝えした、タイとラオスの写真です。
タイ中心部は大都会の様子ですが、ラオス中心部は随分懐かしい感じがしますね。