7月29日
山間の、長閑な田園風景の中を歩いていると、なにやら風に乗ってメロディーが聞こえてきました。
曲は・・・・聞き覚えのある曲!コンドルは飛んでゆく☆
緑に囲まれたその場所で聴くと、本当に”風の音か笛の音か”といった感じの自然さです。
音の主は、ヒゲを生やした少しワイルドな男性、井上文夫さんでした。演奏していたのは、『ケーナ』という縦笛。
見た目は尺八みたいなんですが、尺八より作りが単純なんだそうです。ケーナ奏者は大分では珍しいそう!
井上さんは、ご自宅でケーナを作っているケーナ職人です。
 家の前には、曲がった竹を真っ直ぐにするための作業場があり、たくさんの竹が置かれています。
そして、玄関にもぎっしり竹・竹・竹!!!さらに中へと進んで工房に入ると、今度は、笛の長さにカットされた竹や作りかけの笛、完成した笛が、部屋を埋めつくさんばかりにストックされています。
いったい、井上さんのお宅には何本の竹があるのでしょうか???
ちなみに、これらの竹は全て大分産。寒暖の差のあるところで育った竹は締まっているそうですよ。
たしかに、大分は竹細工も盛んですものね!
メダケ・ホウライチク・トウチクなど、いろいろ種類もありますが、材質によって音が違ってくるようです。竹の硬さ柔らかさは、そのまま音にはっきりと表れるんですって。
私も、ケーナを吹かせていただくことにしました。
「吹く人の技量で音が変わってくる」とのことだったのでドキドキしながら吹いたのですが・・・
私の場合、音が変わるだの変わらないだのという問題ではありませんでした(^^;)
音は「すーー」としか鳴らない。というか、音とは言えない単なる空気の洩れる音でしたね・・・。
一見、ものすごく簡単そうなのに。
伺ったところ、全くの素人の場合、上手く吹けるようになるまでに一生懸命やって3年かかるとのこと。
「私が下手過ぎたのではないんだ・・」と、プラスに受け止めつつ工房をあとにしました。
みなさんも、ぜひチャレンジしてみてください☆ハマッてしまう人もいるかも!!
「私は一発で良い音が出た〜♪」という方は、ぷるるん倶楽部の後藤まで、自慢げに連絡下さい(笑)

---アクセス---
場   所 工房は日出町豊岡にあります。
連絡先 電話:0977−72−3052
井上文夫さん