大分の古代美術





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板絵著色阿弥陀如来並坐像
(内陣小壁)
豊後高田市大字蕗 富貴寺
板絵著色
南・北壁二六.五cm×二五四.〇cm
東・西壁二八.〇cm×二四〇.〇cm
平安時代後期
重要文化財
東小壁に十二躰、西子壁に一二躰、南小壁に十三躰、北小壁に一三躰、計五十躰の阿弥陀如来が描かれる。阿弥陀如来は皆定印<じょういん>を結び、偏袒右肩<へんたんうけん>で蓮華坐上に結跏趺坐<けっかふざ>している。阿弥陀如来は交互に色が変えられ、一群の像としての装飾性が配慮されている。『吉記』の寿永二年(一一八三)二月の記事には院の八日間にわたる修道の最終日に釈迦三尊、閻魔天曼荼羅<えんまてんまんだら>と共に五十躰の「図絵阿弥陀如来像」が祀られた例がある。これを千躰仏と見る見方もある。
(渡辺 明義)
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