大分の先哲
野 上(のがみ) 弥生子(やえこ)  明治18(1885)年〜昭和60(1985)年     
 本名ヤヱ。臼杵市で生まれ、臼杵尋常(じんじょう)高等小学校卒業後に上京し、明治女学校高等科を卒業して、夏目(なつめ)漱石(そうせき)の門に入り、作家としてデビュー。妻・三児の母・作家という三つの立場を守り創作を続けた。多年にわたる作家活動により、文化勲章を受章。絶筆となった自伝的小説『森』の完成を目前にして急逝。1世紀を生き抜き最後まで現役の作家であった。代表作に『海神丸(かいじんまる)』『真智子』『迷路』『秀吉と利休』などがある。
◇所蔵史料:自筆書簡・自筆原稿「森」(複製)など
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