残留至上命令を担う
豊富な運動量で攻守にわたり奮闘を続ける“残留請負人”エジミウソン。来日3度目となる今季も降格危機にあるチームの救世主として登場。8カ月ぶりに合流したチームに感じたこととは…。
「勢いを取り戻せば問題ない。大丈夫だ」
リーグ再開前の練習後にエジミウソンは語った。中断期間中に、昨年までの『堅守速攻』を取り戻すべく、チームは攻守の要として、トリニータの魂を持って、激しくしつこく戦える選手・エジミウソンと再契約した。
「ブラジルでもインターネットでトリニータの試合結果は確認していた」
三季在籍していたチームへの愛情から、母国に帰ってからも気になっていたようで、3度目となる再契約にも喜んでサインしたという。チームに合流した日は軽めのランニングでの調整だったが、並走した高松とジャレ合うなど、早くもチームに馴染んでおり、昨年までのムードメーカーとしての役割も引き受ける。初対面となった新人の松橋優や金崎夢生選手は「エジが来て、チームが明るくなった。大樹さんとの絡みは最高」と陽気なブラジル人を歓迎している。ボランチを組む藤田義明選手は「エジは1対1に強く、球際も強い。セカンドボールも拾ってくれるし、カバーも的確なので安心感がある」と絶大の信頼を寄せており、森重真人選手も「前にボールを運べるようになった。縦のワンツーが多くなり、エジが動くことでスペースができ、流動性が出ている」と話しており、早くもチームにフィットし、存在感を表している。
「新しい選手が加わったが、昨年までのチームと何も変わっていなかったので入りやすかった。(前半戦17位の成績について)気持ちがあっても結果が出なかったので不安になっただけだろう。自分のプレーは昨年と変わらない。コンディションに不安はないし、走りまわってみんなをサポートしたい」
過去2度の降格危機を救った男は、今回もハードワークに徹し、チームを救おうと意気込んでいる。
(2007年8月17日 柚野真也)
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