そのポポヴィッチ監督が、練習を指導し始めたのが今月21日。
トレーニングから「走れ!」「動け!」と選手たちにハードワークを促します。
それだけでなく、いかに少ないタッチでボールを動かせるか、選手それぞれに自分の動きを考えさせます。
ボールをゴールに向かって動かす中で、ポポヴィッチ監督はたびたびプレーを止めます。そして、名指しで細かくポジショニングを修正していきます。
「アキ!先にニアに走れ!ウェズレイのためにスペースを作るんだ!」
ボールを受けてから次の動きを考えるのではなく、次にどう動くかを考えてボールを受ける。
これが「インテリジェンスを持ってプレーすること」への第一歩のようです。
また、ポポヴィッチ流トレーニングの特徴の1つに「実演」が挙げられます。
筋力トレーニングでも、ボールを使ったトレーニングでも、常にお手本として「実演」を披露するポポヴィッチ監督。「選手がイメージしやすい」だけでなく「42歳の私がやることによって、選手たちの自身になる」と「実演」トレーニングの理由を説明します。
ポポヴィッチ流「インテリジェンス」なトレーニングを、4日間体験した選手たちは、「これを続けていければいい形になっていくのでは」「意識づけはある程度できてきた」「少しずつ監督が求めているイメージが頭で描けるようになってきている」などと手応えを感じているようです。
完成まではまだまだ遠いようですが、少しずつ変化が表れてきていることは確かです。
ポポヴィッチ監督初采配となる25日のガンバ戦、どんなサッカーを見ることができるのか楽しみですね。