30台のバスを連ね、鹿児島へ降り立ったサポーター。あるバスは夜中の3時に大分を出発したにも関わらず車中は終始大盛り上がりだったとか。
前日入りしたサポーターの中には、鹿児島名物「黒豚トンカツ」を食べてトリニータの勝利を願う人もいました。
また、この日は現地・鹿児島のサポーターも多く詰め掛けました。
隣接する野球場で春の甲子園県予選がスタートしたこの日、「本当は野球見に来ようと思ったらJリーグがあるから」と、急きょサッカー観戦にやってきた地元の人。
「キーパーをしてるのでキャッチングとかコーチングの仕方を学びたい」という小学生。
「ウェズレイのゴールを見に来た」というスポーツ少年団の子どもたちなどなど、皆プロのJリーガーのプレーに胸を膨らませている様子でした。
そんなサポーターたちのおかげで、会場は九石ドームと変わらない盛り上がりを見せました。
シャムスカ監督はこの試合終了直後
「ゲームが終わって、自分がプレーをしたような疲れを感じた」と本音を一言。
「今日のようなゲームに耐えうる強い心臓を持っていることが分かって、毎年行っている心臓検査を今年はしなくてもいいかな」と、ジョークを飛ばしながら喜びをかみ締めていました。
暫定ながらも、とにかく、リーグ終盤での首位。開幕前にだれが想像したでしょうか。でも、多くのサポーターの皆さんも感じていると思いますが、まぐれではありません。本当に強いのです。去年までのトリニータだったら、あのロスタイムの逆転劇はありえなかったと思います。鹿児島では、選手・監督・そしてサポーターの全員が最後の笛が吹かれるまで、勝ちにこだわっているのを肌で感じました。
トリニータは今、日本のトップチームに生まれ変わっているのです。