←アナ日記トップに戻る(海原みどり)
私の読書日記 <No.1>
1月4日(金)  はれ
あけまして おめでとうございます!!!
本年も、どうぞよろしくお願いします。

さて、3か月ぶりのアナ日記。(これまでは、OBSラジオ「アジアの学校」に関連したことを綴っていましたが、番組も終了したことだし)今年は、<読書日記>をつけることにしました。目標は、年間100冊読破。どうぞ、お付き合いを!!!
王妃の館 上下
著者:浅田次郎
出版社:集英社文庫
というわけで、今年最初に選んだ本は、これ。浅田次郎作、「王妃の館 上下」。
タイトルからしてゴージャスで、お正月にぴったり。
超セレブの香りが、ぷんぷんする。
で、浅田氏お得意の「蒼穹の昴」「珍妃の井戸」といった歴史大作とおもいきや、めちゃめちゃ面白いドタバタ人情ドラマなのである。
(浅田ファンの方には、「プリズンホテル」に近い作風といえば、わかりやすいかも)

舞台は、パリのヴォージュ広場の近くにある一見さんお断りの超高級ホテル<王妃の館>。(太陽王ルイ14世が、寵妃のために建てた館ということだ)
倒産寸前の旅行代理店の策略で、このシャトーホテルの部屋を2つの日本人ツアーが昼と夜とで使うことになり、(つまりダブル・ブッキング)さあ大変。
添乗員があたふたすればするほど、とんでもない方向に事態は進展。おやじギャグ連発と、奇想天外のストーリーで抱腹絶倒の面白さ。
しかも、いずれも訳ありのツアー参加者の人生いろいろが語られて、ホロッとするシーンもあり・・・。笑って泣いてジーンときて、まるで三谷幸喜の演劇を見ているような感じである。
ホテルの由来となったルイ14世の時代のエピソードも、小説家によって執筆されるという構成で、興味深い。