美術館巡りが好きだ。別に芸術に造詣が深いわけでもなく、絵を描くのなんかチョー下手。
だけど、人の作品を見て、パワーをもらうのがたまらなく楽しいから、行きたくなる。
個性的な美術館の建物を見るのも面白い。
そこで、どうせだったら<正しいアート鑑賞法>などがわかると、もっと美術館に行くのが楽しくなるだろうなあ・・・と思い手にとったのがこの本。
まえがきにも「美術に興味があるが見方がわからない、現代アートも魅力的だがどう接していいか・・・と悩む人のために書かれた」とある。そのとおり、学校では教えてもらわなかった<ヘえ〜>がいっぱい出てきて、面白かった。
例えば、尾形光琳の有名な「紅白梅図」。(MOA美術館蔵)
右側は若い梅ノ木、左側は老木、そして中央に大きく描かれた水の流れは絵の具の工夫で時が経つと色が変化するようになっている。つまり、この作品は人の一生や、人生の無常を表しているとか。んー、奥が深い。
また、工芸品に銘がついているのは日本人ならではの美的感覚、縄文土器に<渦巻き模様>が描かれているのはなぜか、よくわからないコンテポラリーアートのわかり方・・・・。
ちょっとだけ、知識がふえると、美術が身近に思えてくるから不思議だ。 |