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私の読書日記 <No.41>
7月9日(水) はれ
偉大なワンドゥードル 最後の一匹
著者:
ジュリー・アンドリュース
訳:青柳裕美子
出版社: 小学館
皇后美智子様がお声をなくされた時に、紀宮様がおなぐさめのために贈られた本として知られている名作ファンタジー。
 
作者は、「マイ ファア レディ」「サウンド オブ ミュージック」などの映画で有名な女優、あのジュリー・アンドリュース。彼女がこんな童話を書いたりするなんて知らなかったが、このほかにも多数の著作があり、いずれもベストセラーになっているとか。
この「偉大な…」は、もう30年以上前に書かれたもので絶版になっていたものを、青柳さんの新訳で復刊したという。

さて、本のタイトルはとても奇妙で、私も最初に手にした時には<本当にこんな本がおもしろいのかな?>と躊躇した。しかし、数ページ読んだ時点で、もうやめられない楽しさだった。ずいぶん昔に書かれたお話だが、今、現在読んでもぜんぜん違和感がない。

ベン、トム、リンディの3兄妹は、ある日、動物園でとても変わった男性と知り合う。
実は、彼はパパが勤める大学の生物学研究部の部長で、今回、遺伝子研究の功績が認められ、ノーベル賞を受賞することになったサバント教授と判明。と書くと、雲の上の人のようだが、サバント博士はとっても優しくて博学でユニークで、一目で子どもたちは彼のことが大好きになった。そして、想像の世界に住むという「ワンドゥードル」という生き物に会うために、一緒に冒険の旅に出ることになったのである・・・・・。
さまざまな試練を乗り越えながら「ワンドゥードル」が住むというお城をめざす彼らとともに、いつのまにか自分も想像の世界に旅していることに気づく。
<柔らかい心を持ち続けることの大切さ><人は思うことで、夢を実現し、自分を変えることが出来る>を実感。心が洗われる名作!
子どもだけではなく、ぜひ、大人のみなさんにおすすめしたい。

紹介してくださった小学館の山田武美編集長に感謝!