<リーダーを支えた名参謀の条件>と副題が付いているように、歴史に名を残した古今東西の補佐役をタイプ別に紹介。
精神医学的見地から、分裂気質・粘着気質・躁鬱気質と分類し、そのタイプによってリーダーとの相性を考察している点が興味深い。
例えば、うまくいった組み合わせ。足利尊氏×足利直義(兄弟)、劉備×孔明、
マルクス×エンゲルス・・・・。
総理大臣の補佐役である官房長官では、大平正芳氏が適任だという。気配りが出来てトップにブレーキをかけさせる発言力も備えていたらしい。また、後藤田正晴氏も、戦後日本を守った冷徹なご意見番。
国のリーダーや企業のトップは、優秀な補佐官が必要である。トップと志は同じにしても、誤った方向に行きかけた時にはきちんとブレーキをかけたり諌めることの出来る人でなければならない。また、実務力や、組織・企業に対する忠誠心を発揮することも求められる。イエスマンでは、有能な補佐役とは言えないということらしい。 |