ある日の深夜の帰り道、消防車が4台止まっていました。
ただ火も無く放水もしていませんでした。
周りで見ている人もおらず、とりあえず少し見ていました。
おじいさんがやってきました。
以下、おじいさん→お 僕→自
お「なんやろうなあ?」
自「う〜ん、わからん。僕も今見始めたけんですね。ただそんなたいしたことなさそうですけどね…」
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お「うん、煙はでちょらんな…」
自「ね、でちょらんですね…」
お「でも奥の方に人おるのう」
自「ほんとや。消防の人やねえ」
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お「でも化学消防車がきちょんからのう」
自「そうなんだ、あの後ろの二台?」
お「じゃあ」
自「ふ〜ん、よくしっちょんですね」
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自「配電盤みよんですね」
お「じゃあのう、漏電かのう…」
自「かもしれんねえ」
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お「においもせんのう」
自「うん、なんもにおわんね」
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自「おじいさん家どこ?」
お「こん裏じゃあ」
自「あら、そら心配やねえ」
お「じゃあ」
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お「あんた、なん?会社帰りかえ?」
自「うん、まあそんなとこよ。で飯くってたんよ」
お「なにを?」
自「ラーメン」
お「そうかあ」
自「なんよ」
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自「誰も止まってみらんね」
お「じゃあのう」
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自「あ、なんか帰り支度しよんね」
お「みたいやのう」
自「きいてみよっか」
お「じゃあじゃあ」
聞いたところ、調査中だが大事にはなりそうではありませんでした。
お「帰るかのう」
自「じゃねえ、まあよかったねえ」
お「そうじゃあ、おやすみ」
自「はーい、おやすみ」
でおじいちゃんと別れました。
この間およそ40分間。
交わした会話はわずかにこのくらいでしたが、2人で並んでずーっと見てました。
1人になった帰り道、ちいと考えました。
おじいさんと2人でまったりと見ていたあの40分、報道に関わる者としてよかったのか。と・・・
とりあえず同期、報道部の秦君に電話してみました。
「おっくん、おせ〜わ!!」
と怒られました。
そりゃそうだ。 |