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そりゃそうだ
7月30日(月) はれ
ある日の深夜の帰り道、消防車が4台止まっていました。
ただ火も無く放水もしていませんでした。
周りで見ている人もおらず、とりあえず少し見ていました。
おじいさんがやってきました。
以下、おじいさん→お  僕→自

「なんやろうなあ?」
「う〜ん、わからん。僕も今見始めたけんですね。ただそんなたいしたことなさそうですけどね…」






「うん、煙はでちょらんな…」
「ね、でちょらんですね…」
「でも奥の方に人おるのう」
「ほんとや。消防の人やねえ」






「でも化学消防車がきちょんからのう」
「そうなんだ、あの後ろの二台?」
「じゃあ」
「ふ〜ん、よくしっちょんですね」






「配電盤みよんですね」
「じゃあのう、漏電かのう…」
「かもしれんねえ」






「においもせんのう」
「うん、なんもにおわんね」






「おじいさん家どこ?」
「こん裏じゃあ」
「あら、そら心配やねえ」
「じゃあ」






「あんた、なん?会社帰りかえ?」
「うん、まあそんなとこよ。で飯くってたんよ」
「なにを?」
「ラーメン」
「そうかあ」
「なんよ」






「誰も止まってみらんね」
「じゃあのう」







「あ、なんか帰り支度しよんね」
「みたいやのう」
「きいてみよっか」
「じゃあじゃあ」

聞いたところ、調査中だが大事にはなりそうではありませんでした。

「帰るかのう」
「じゃねえ、まあよかったねえ」
お「そうじゃあ、おやすみ」
「はーい、おやすみ」

でおじいちゃんと別れました。

この間およそ40分間。
交わした会話はわずかにこのくらいでしたが、2人で並んでずーっと見てました。

1人になった帰り道、ちいと考えました。
おじいさんと2人でまったりと見ていたあの40分、報道に関わる者としてよかったのか。と・・・

とりあえず同期、報道部の秦君に電話してみました。
「おっくん、おせ〜わ!!」
と怒られました。
そりゃそうだ。