今年も高校野球の大分大会が終わりました。
OBSラジオでは今年の決勝戦、初めての試みとして
両チームのスタンドリポーターに女性アナウンサーを配置して、
これまでとは違った雰囲気でお届けしましたが、いかがだったでしょうか?
さて、今年は日田林工の優勝で幕を閉じた大会でしたが、
個人的には、これまで取材で色々とお世話になった
藤蔭高校の原田監督が最後の夏ということでも印象的な大会でした。
日田林工、森高校を含め監督生活35年という県内屈指のベテラン監督。
「策士」という言葉がぴったりな、試合展開の読みに長けた監督で、
初回からでも代打、代走、投手交代など積極的に動く采配でした。
そんな原田監督との印象的な思い出にこんなものがあります。
私が初めて決勝の実況を担当した2001年。
明豊との決勝戦のオーダー交換でとても驚かされました。
先発ピッチャーに、この1年で公式戦の登板がわずか1/3イニングしかなかった
3年生サウスポーをもってきたのです。
結果として1−3で明豊に敗れましたが、
強力明豊打線相手に3失点完投は先発として十分及第点だったと思います。
一年後、監督に「あの先発は意表つかされましたが、どうしてだったんですか?」と聞いたところ、
「あの子は練習試合で相手が強ければ強いほど力を発揮する反面、
力のないチームには簡単に打たれてしまう子なので、大会前から決勝はこの子と決めていた」とのこと。
一人ひとりの性格をしっかりと把握した上の選手起用と、
大会前から甲子園に行くための道筋を考えていることに甲子園への執念を感じました。
「甲子園は、あそこで死んでもいいと思える場所」とかつて語ってくれた監督。
18年着た藤蔭のユニフォームを今年で脱ぐことになるのですが、
今年の優勝候補の筆頭だった明豊を準々決勝で破った試合は、
まさに執念を感じたと同時に、7年前の雪辱を果たせたんじゃないかなと、ほんの少し思ったりもします。
また違う場所でお会いできることを楽しみにしています。
最後に写真は決勝戦の中継前に撮った吉田とスタンドリポートの小野亜希子、後藤なぎさ両アナです。
なんか女性陣はスタンドにはそぐわない雰囲気もありますが・・・。
ちなみに小野アナのサポートととして、今年初実況だった小田アナ。
後藤アナのサポートとして冷静沈着な石川アナがついてコメント等のアドバイスをした他、
そしてメイン実況の私吉田のアナサイドとして、吉田の影武者村津アナが色々助けてくれました。
実況、リポーター陣の喋りの裏には、たくさんの支えがあったんですよ。 |