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7月19日
小野亜希子への富士登山への挑戦
かぼすツアーズ、今回は夏休み特別企画!私、小野が日本一の山『富士山』に挑みました!!!

阪急交通社大分支店のツアー「とっておきのフェリー旅行 富士登山と駒ケ岳ロープウェイ」に、15人の一般参加のみなさんと一緒に行ってきました。
登山は中学校時代に久住山に登った以来…そして、いきなり富士山。一抹の不安を抱えつつも、まずは楽しい船旅!さんふらわあ「ごーるど」に乗り込んで出発↑
翌日早朝に神戸六甲アイランド港に到着してからは、バスで一路「富士山五合目」へ!

山梨県に入り、富士スバルラインを走っていると、雲の中から時折姿を現す富士山を見て、正直、怯みました。高い、高すぎる・・・。存在が大きすぎて、近づけば近づくほど、全体像が見えなくなってくるのです。
富士山5合目は、標高2305m。バスを降りると、空気がひんやりしていて、半袖だと肌寒く感じます。いよいよ登山が始まるのですが、まずは入念な服装・装備品のチェックから!
服装は、ゆったりしたズボン&シャツなど(汗が乾きにくい綿素材のものは避ける)、くるぶしまで覆う登山靴に厚めの靴下、セパレートタイプの合羽、帽子、手袋、登山杖などなど。
リュックサックには、フリースなどの防寒着・着替え・懐中電灯・タオル・日焼け止め・ビニール袋・チョコレートや飴といった非常食を詰め込んで、スタンバイ完了!
登山を前にツアーの皆さんに気持ちを聞いてみると、ご主人の病気が治ったら富士山に登ろうと約束して参加したご夫婦、日本に生まれたからには一度は経験したい山だと答えてくれた70代おじいちゃん、それぞれ富士山に対して思いがありました。
私は、憧れとワクワク感が8割・不安が2割で、出発前は楽しく登ろうという気持ちでいました!・・・この時は。
富士登山初心者の多い私たちをガイドしてくれる窪田健太郎さんから、ゆっくり登る・小股で進む・酸素が薄いので深呼吸を忘れずに・無理をしないなどの注意事項が伝えられました。
15時過ぎ、山の天気は変わりやすいと言いますが、急に天気が崩れて、雨の中でのスタート!意外にも、最初は緩やかな下り坂が続いていました。
すでに標高が高いので、5合目でも他の山々や雲が眼下に広がり、気持ちがいい↑木々の緑も目に飛び込んできて、会話も弾み、自然と笑顔がこぼれます。ハイキング気分で、約1時間後、6合目に到着!みんなまだまだ余裕の表情ですが、ひとまず休憩。休憩の時に大切なのは、水分&栄養補給。そして、トイレに行っておくこと!富士登山は、山小屋などのトイレを使わせてもらうのですが、有料です(¥100〜)。
7合目へ向けて出発すると、急に上り坂が多くなってきます。さらに、草木の姿が次第に少なくなり、足元は砂利は岩が増えてきて登りづらい。何とか7合目に着いた時には、酸素が薄いせいもあって、呼吸がゼーゼー。休憩の度に、水分&栄養補給を欠かさなかったものの、雨が降ったり止んだりでの中の登山で、徐々に疲れがたまってきます。
7合目から8合目までは、よじ登らないといけないような岩場が続き、道は険しくなるばかり。そして、19時過ぎると日が落ちてきて、暗くなります。ヘッドライトを装着しての登山は、限られた視界の中でルートを選んで行かなければならないのが大変。この時が、一番きつかったように思います。一段登ったら、深呼吸で呼吸を整えて、また一段。宿泊する山小屋の灯りが、なかなか近づかない。この日の体力は限界に近い状態でした。登山仲間の皆さんと励ましあいながら、何とか8合目の山小屋『太子館』に到着したのが、午後9時過ぎ。

体中の力が抜けて無気力状態だったのですが、山小屋で食べたお握りが美味しかったこと!お腹いっぱいになったところで、寝袋を使って就寝。目を閉じてすぐ、眠りに落ちていきました。
翌日、深夜2時に起きて、出発!こんな真夜中に起きたのも、ご来光を拝むためですが、慣れない環境ということもあり、山小屋では30分に一度は目覚めたり、体の疲れが完全にとれたとはいえない状況。しかも、無常にも雨のスタート。
7月だというのに、合羽の中はフリースを着込むくらい寒く、暗闇の中で吐く息が白く見えました。夜間登山の最中は、無の境地というか、何も考えることができなかったというか、今でもあまり思い出すことができません。頂上を目指すという意識よりも、目の前の一歩を進めるという気持ちだったと思います。
気付けば、夜が白み始め、標高約3,450mの本8合目に到着!しかし、ここでガイドの窪田さんから残念なお知らせが・・・あいにくの天気で、ご来光は拝めないということでした。正直、富士山のご来光を楽しみにしていたのでショックでしたが、気を取り直して、頂上に立つという目標に向かって、また登り始めました。
きつい岩場は少なくなってきましたが、果てしなく続くジグザグの砂利道、薄い酸素、子泣きじじいの様に重たくなるリュック、辛い時間が続きます。さらに、雨が雹(ひょう)に変わって、打ち付けてきました。富士登山、大変なことは予想していましたが、ここまでとは・・・。口数が少なくなる代わりに、呼吸が荒くなっていきます。しかし、確実に頂上に向けて進んでいるのは確かです!標高約3,550mの9合目に着いて、やっと、「いけるかも!?」という気持ちに。
それからあとは無我夢中でした!何度も休みたくなりましたが、グッと我慢して登っていって、いよいよ頂上に向けての最後の岩場!!最後の最後まで、苦しかったです。
ですが、登りきって、頂上を示す石碑に触れたときは、達成感と安心感で涙が出てきました。遥かに辛くて厳しい時間が長かったけど、頂上に立った瞬間に、その思いは忘れてしまうんですね。しかも、ちょうど雲の合間から麓の景色が見下ろせました!広がる山々も、町も、周囲13.5キロの山中湖も、み〜んな小さく見えます。改めて、日本一のすごい山に登ったんだと実感することができました!もちろん、自分1人の力ではなく、途中苦しい時に声をかけてくれたツアーの皆さんがいてくれたからこそ、達成できたんだと思います。皆さんとは、抱き合って喜びを分かち合いました。

富士山は、高さも、登る苦しさも日本一ですが、得るものの多い素晴らしい山ですよ!よく富士山に登ると人生観が変わる!と言われますが、私は今回、登山を通して、「大きな目標を達成するためには、小さな1歩が大事!とにかく踏み出すこと、無駄な1歩なんかないんだ!!」という気持ちになれました。この経験は、これからの人生で何かの壁にぶつかったとき、間違いなく私を支えてくれると思います。

さて、私が今回参加したツアーは、富士登山のほかにも魅力満載☆
登山の後は、山梨県の石和温泉へ宿泊して疲れをとり、次の日は、長野県の木曽駒ケ岳のロープウェイに乗って千畳敷カールを散策。夏は高山植物を楽しむ事ができますよ!
夏の思い出作りに、ぜひとも参加してみはいかがでしょうか?